ある受験生が、「我が部は、文武両道です。去年の先輩は、東大の理科一類に入りました。」といい、反発したことがあります。
「へえ。部活をやらなかったら、理科三類に入ったのにね。」と言いました。
そういうものです。
泣いても笑っても、一日は、24時間。両立できるという考えは、全く理解できません。「両立」という結論ありきの意見です。
それに、「文武両道」とは!
「文」は、学問ということでしょう。「武」は、スポーツということでしょうが、これが、並立するとは!
何で、勉強と並立するのですか。
私は、「文酒両道」に秀でていると自負していますが(笑)。
「文女両道」に秀でている人もいます。羨ましい!
勉強と並立するほどの、同じ重みのモノとは、到底思えません。
まあ、こんなことを言うのは、
1 スポーツ選手は、長命か?
私の知っている長命な人は、元アスリートではない(つまり記録を競ったりしない)が、散歩や登山を良くした比較的文弱の人でした。
運動と健康との関係について、漠然と言われますが、内容を検討するべきです。
長生きの文弱の人は、山手線の駅を三駅程度は平気で歩ける人が多いです。
意外なことに、知的ではないスポーツマンは、長距離歩くのが得意ではない印象です。
2 私の出身校はスポーツが盛んでしたが、1.5流の選手に、スポーツマンシップがあったとは到底思えません。
代返や他人のレポート丸写し(今でいうコピペ)などという卑怯な手を使うことが多かったですね。
また、権威主義です。
仕事をして、こっちが強いと踏むととたんにぺこぺこするのは、体育会が多い印象です。
女々しい人や嫉妬深い人も、一般人より多いでしょうね。
ということもありますが、
外国語一つとっても、勉強しすぎることはありません。
どんなに勉強しても追いつかないのが現代だと思います。
> スポーツも勉強も「やればやるだけ人生のプラスになる武器になるんだよ」
とは!
そりゃあ、野球で言えば、イチローさんはやればやるほどプラスになったでしょう。
リトルリーグから高校、大学、社会人と野球漬けでプロに行けなかった人は?
やればやるほど、プラスになる?
頭がおかしいですよ。
「やればやるほど…」
とは、形を変えた精神主義です。
東条英機は、「敵機は機関砲で落とすのではない。精神で落とすのだ。」と言ったそうですが、同じ。
「やる」→ だから、その報酬としていいことがあるはずだ。
こういう構図です。
(だから逆に、「そんなに練習が嫌いか?」「そんなに勉強が嫌いか?」と思いますね。ぼくなんぞは。)
また、
世の中には、「やればやるほどダメになる」こともあります。
■武井壮、甲子園スパルタ監督の「文武両道はありえない」に猛反論! 「人生はスポーツ、勉強、性格などの総合点で決まる」
(キャリコネ - 08月15日 17:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4718244
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