本日、就活の面接の一発目ということで、高校がある上石神井へ行ってきた。
が、信じられないミスを犯した。
目的の会計事務所がどこにあるのか確認するのを忘れて、家を出てしまった。。。なぜ、そのようなことが起きたかというと、その会計事務所は「あそこ」でしょ、と勝手に思い込んでしまっていたからである。駅から徒歩1分。迷うわけないじゃん。慢心というか、完全に大ポカだった。
その事務所の名称はわかっても、連絡先(電話)は知らないし、住所を示した紙なども持ち合わせていなかったので、慌てふためき、交番で、場所を確認して、教えてもらった場所へ向かった。
しかし、ない???
約束の10:30はとっくに過ぎて、だんだん、白くなってきた。
そこに、携帯のぶるぶるモーター(私が開発したはんだ合金使用?)が鳴って、出たところ、やはり事務所の職員の方からで、事情を説明し、15分くらいして、目的地に到着したのであった。
ビジネスマンとして、根本的に、アカンやろ、それ。。遅刻しちゃ、ダメダメ。
とにかく、かなり、動転した状態で、始まったのであった。
最初は個室で、アンケートと仕分けの問題を解いた。
アンケートは、容易に回答できるものなので、直感で、ポンポンと答えていったが、仕分けの問題は、アカン!と思った。
全然できない。
卒倒する直前だった。本当に、目の前が白くなって。しかし、与えられた時間で、間違っていたとしても、何か、答えは書かなければならないと考えて、必死に、やったんですけど、結果的には、ボロボロな結果だった。
その後、まもなく、先生と職員の方数名を相手に、いわゆる面接が始まり、最初に、その仕分けの問題の解答を丁寧に説明してくれた。全然違って消沈はしたが、でも、これをパパッと解けることは想定はしていないと感じた。
その後は、普通の面接だったが、でも、好意的に、話を受け入れてくれているように思えた。
私は、バカなのか?全部まじめに、正直に思ったことをそのまま答えて、よかったんだかどうだか、わからない。
結構、長いことやりとりしたが、緊張はそれほど大きくなく、ほぼ正常な心持ちで応対はできたと思った。ひととおりやりあって、今日はおしまいということになって、失礼してきたのだが、外はゲリラ豪雨だった。徒歩一分の距離なので、大惨事にはならなかったが、でも、かなりびしょびしょになった。
帰りの西武線の中で、どうしようか悩んだ。
第一志望は決まっている。今日の先生には第二志望と伝えてしまった。
しかしである。
あんないい先生からの「いっしょに働きましょう」というお誘いを断るか?
出川哲郎の「オマエはバカか!!」のセリフが頭をよぎった。
あり得ないよな、あんないい先生、事務所を断るだなんて。
下落合あたりで、腹は決まって、もし、仮に、近日中に、その事務所から「内定」を頂戴したあかつきには、その場で、受諾してしまおうと決断した。
変な考えだが、落とすのなら、落とせとも思った。
落としてもらえれば、あきらめがつくので、喜んで、第一志望の事務所に全力で臨んで、「先生の下で大きな仕事をしたい」と強く言うだけだと考えている。
漠然と持っている「税理士」のイメージは、私の父のイメージそのものなので、今日の先生の話を伺って、それが打ち破れたと感じた。
大変聡明な方で、仕事や税務そのものに関して、素直に「楽しい」と感じているように見受けられた。そんなに、いないタイプだとは思う。大学で教鞭をとられているというのもうなずける。
ところで、タイトルが「ギリギリアウトか?」としているが、もし落とされるとすれば、意欲が少し足りなく思われたかもしれないと思ったことである。
少し、自分の仕事観、税理士像をネガティブに捉え(もともとそう思っていたのだが)、それを素直にはき出してしまった。
獲る側の人間から「私」を見て、ちょっと不安というか、100%のゴーサインを躊躇するのではないかとも思ったのである。
で、私は、もう、打てる手は多くないと判断して、最後の悪あがきで、その先生に対して、今日のお礼と内定をいただけたら、すぐにそれを受け入れて、先生の下で働きたいとメールを送ったのであった。
というわけで、ボールは相手の側に投げたということになる。
それにしても、結構、Y字路的よ。
どっちがゴールなんだい?って感じ。どっちもゴールかもしれないし、どっちも違うかもしれない。わかりません。。。
とりあえず、寝ようかな。..
追伸:山手線の中で、糸くず付いてますよ、と取ってくれたおばさんがいた。嬉しかった。たぶん、生涯で、そんなこと、一度あるかないかだと思う。今日は大安。いい日なのではないだろうか?
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