大阪出張、台風直撃。されど京都へ。

大阪での定宿はなんばのアムザというカプセルホテルである。目隠ししても不自由しないくらい使いなれている。広々とした朝風呂にゆっくりつかり、昨夜の酒を落とす。
台風5号の上陸で天候まことに不安定、他の泊まり客の会話にも「今日は帰れないかも‥。」などという声が聞こえてくる。
大阪の朝食は関西出汁の天ぷらうどん、出汁の色は薄いが塩辛い。仕事までは時間があるので、一旦京都まで出掛ける。淀屋橋から京阪電車で中書島、乗り換えて宇治。宇治に来るのは、実は初めてで、雨はそれほどでもないが風が強い。
宇治橋から見る宇治川は濁流である。


平等院に行くとタイミング良く鳳凰堂内部拝観の行列の末席に加われ、阿弥陀如来座像に手を合わす。鳳翔館という博物館では雲中供養菩薩という雲に乗った幾種類もの仏様が結構だった。


だいぶ雨脚が強まり、こちらも足早に退散、帰りの宇治橋でビニール傘が役に立たなくなってしまった。

あれから京阪電車を再び乗り継ぎ三条に出て、お馴染みの生八ツ橋を買おうとしたら、なんとお休み！これはがっかり。別の店で買ったが、抹茶餡のが食べたかったなぁ…。
阪急で南森町に戻り、まだ時間があるので、遅いランチにお好み焼きを一枚いただき、一仕事。

もう台風がいよいよ接近ということで、追いたてられるように新幹線に飛び乗って、鯖寿司食べながら帰ってきた。幸い新幹線は遅れることもなかったけれど、慌ただしい出張でした。