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2017年08月07日15:52

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日本の経済不況が終わるのはいつ? 三橋貴明 第8回




《デフレが起きた理由》

土地バブル(価値以上の価値)にお金をつぎ込む事で起きた

例 1億のゴルフ会員権

100万の価値しか無いゴルフ会員権が値段を釣り上げて1億の価値にしていた。



《デフレの影響 雇用のブラック化》 5分後

物が買えないから価格は下げる。
しかも他店との差別化で質はそのまま。
結果そのしわ寄せが全ての労働者に。

例 運送

低料金で即日配達


《デフレの影響 大衆の貧困化》

賃金が減って貧困化→若い世代の結婚しなくなる→少子化
更にGDPが増えないので防衛費削減(防衛費はGDPで決まる。)
インフラ整備が出来ない(道路や水道等の設備が治せない)
科学技術予算の削減(もう日本は技術大国ではなく中国に負けてる)
結婚が減った(少子化)
物を作れなくなる


《日本がインフレになる要素》

1,人不足による供給量の低下

例 コンビニの営業時間短縮
例 コンビニの賃金アップ

これらは人不足で過剰競争していたデフレに終止符をうった事の証明。
24時間営業→通常の営業時間に戻る
低賃金→通常の賃金に戻る。
つまりバブル破裂の様に【人不足によって過剰競争が終わり正常な状態に戻った】
つまり【インフレは始まっている】

サービスの質を下げて価格は据え置き→つまりインフレ(安かろう悪かろうの状態)

例 ポテトチップスの中身が減ってる


2,生産性の向上

生産が上がれば所得が増える


3.政府が生産性を上げる投資をする(公共事業・技術開発投資)  16分後

実はバブル期にガンガンやった公共事業により、デフレのダメージは軽減されている。
でも何故かマスメディアは公共事業=無駄遣いのレッテルを張る。
つまり嫌儲節約主義の布教活動


《インフレを実感する条件》


1,インフレ・ギャップが3年以上継続している

インフレ・ギャップ=個人の生産性の向上と賃金の上昇
インフレ・ギャップが継続すると安心が生まれお金を使う人が増える。
継続だと認識するのに大体2〜3年かかる。


《インフレを妨げる要因》

1.緊縮財政(消費増税等)
2.プライマリーバランスの黒字化目標


《政治と市場》

政治→増税や緊縮財政により市場をデフレ化しようとしている
市場→人不足によりインフレ化する流れ

つまり【政治が不況を呼んでいる】


《これからの日本経済の流れ 理想》18分後

団塊世代のリタイアと少子化により人手不足が起こる→
人手不足を解消する為に労務環境が上がる(過剰サービスの廃止・賃金アップ)→
それでも人不足は埋まらないので技術の投資が始まる(AI・ドローン等)→
技術が上がり個人の生産が上がり所得が増え続ける→
3年間これが持続すれば景気回復と大衆が判断して金を使うので本当のインフレが始まる→
ギンコの金利も上がる


因みに人不足は大企業程核心しているのでどんどん人の囲い込みが始まります。
これにより囲い込みが出来ない中小零細企業は今後どんどん潰れていきます。



《注意点》

外国の単純労働力を入れない。
これが入ると技術に投資が行かなくなるので結果個人の生産力が下がり所得が増えずインフレ化しかない。


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