mixiユーザー(id:20225447)

2017年08月06日22:20

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明らかに監督の指示ミス

間違いその1.マネージャーに走って帰らせる。

他の人も散々書いてますが、普段の練習で体作りがしてあるのであれば、女子でも3.5キロ程度なら走れると思います。
マネージャーは選手と同じ練習メニューをこなしていませんので、いきなり走れと言われたも同然。倒れる危険性は充分にあったかと。
35℃を越える真夏日が多い昨今、練習で鍛えられた選手よりもマネージャーの方が体力は少なく、連日の暑さによる熱中症などで消耗していた可能性もあります。
運動部の指導者たるもの、それを予想するのはそんなに難しいことではないと思いますが…。



間違いその2.マイペースで走れと指示したこと。

これが何よりの間違いです。マイペースで走れば大丈夫というのが決定的に間違ってます。


私はテニス部でしたが、陸上部と練習後のアイスクリームを賭けて持久走リレー対決をしたことがあるんです。
お互いの顧問がけしかけた事なんですが、トラックを延々とリレーして、先にギブアップした方が負け!というものでした。
結果は当然陸上部の勝ち。お互いに男女混合チームにもかかわらず、持久走慣れした陸上部と、瞬発力のトレーニングが主であるテニス部ではペース配分も違えばスタミナも違う。

タイムを競った訳ではないので、完全にマイペースです。テニス部員だって筋力はあるし、30分や一時間を越える長丁場の試合もこなします。
なのに、同じトラックを走る条件で負けた。原因は、ひとえに走り慣れているかどうか、これが全てだったと思います。
筋肉を効率的に使い、適切なペース配分を行う。プロとド素人の違いというのが如実に出てしまったのです。結果、テニス部の顧問がアイスを全額奢るはめになりました。

この「プロとド素人の違い」というのが、ここでの「女子マネージャーと男子選手の違い」なのでは?
不馴れな人間がゆっくり走ったところで、長時間の持久走であることに変わりはありません。素人考えでも心臓が持つとは思えませんが…
これ以上やったらヤバイ、という自己判断も、本人が運動慣れしてこそ見極められると思うので、無理してしまう可能性も予測すべきだったと感じます。

それにマイペース…といえば本来は疲れたら歩いて帰るべきですが…他の男子部員と一緒に走ればペースも上がりますし、自分だけゆっくり走って夜道に一人取り残されたくないと思うのが普通では?
逆に女の子一人マイペースで走らせたら取り残されて危ないとは思わなかったのでしょうか?山道ですよね…いろんな意味で危機管理が欠けていたのではと思います。

間違いその3.AEDを使わない

近くに無いならともかく、あるならとりあえず使うのが常識だと思いますが。
使っていいかどうかは装着した時AEDが判断してくれます。今時会社員でもそんなことは知ってるんですよね。会社で救命訓練を受けていますし、運転免許の授業でも救命措置の実習があります。高校の授業でもやりませんか?
運動部の顧問が、ここぞという時に使わなかった理由が皆目分かりません。女性の服を脱がすのが嫌だったのでしょうか?後で問題になるとか?
生徒の命よりも自分の保身ということに頭が行ってしまったのなら、それはそれで判断ミスと言えますね。

ともかくも、ここまで書いてみて思ったことは、
私は小学校からずっと様々な運動部に所属してきましたが、こんなマヌケな顧問に当たったことは一度もないですね。幸運だったのか、余程この方が非常識なのか…おそらく後者でしょうね。

■練習後走り倒れた女子マネジャー死亡 新潟の高校野球部
(朝日新聞デジタル - 08月06日 17:16)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4704954
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