ＢＢＴシンプルシリーズ（１０５）『絶滅者、還る』

　今日の1on1のために新造したシナリオです。もともとはヴァルキリーのシナリオだったはずなのになぜか死神に……。まあいいか！　好きなんですよ、本来の殺伐とした役目からかりそめの平穏を得ていたNPCが無理矢理呼び戻される展開……お相手いただいたNIさん、ありがとうございました！！


■今回予告

　死神。
　虚無の使徒。魔獣ですら覆せぬ死を齎すもの。
　人の世に紛れ込んだ１人の死神が理（ことわり）に還るとき、
　絶滅の呼び声が木霊する。
　世界が死に果てるその前に、
　鍵となるのは１人の半魔。
　誰も知らない場所で、一縷の希望は託された。

　ビーストバインド　トリニティ
　　『絶滅者、還る』

　心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の絆。


■レギュレーション
ＰＬ人数：１人
経験点上限：特に上限は設けない
大罪：『アドヴェント』および当該データを所持しているＰＬに限り、使用を許可する。
配布経験点：とくになし
使用データ：公式に発表されているものに限り、使用できるデータに制限はない。サバイバーも可。


■シナリオハンドアウト

●ＰＣ１：池袋で戦う半魔
絆：黒瘴夜永（こくしょう・よなが）　関係：友情、戦友など
クイックスタート：指定なし　コンストラクション：指定なし
カヴァー：指定なし
　キミは池袋に生きる半魔だ。人の世に生きることを望む魔である以上、昼の世界を壊そうとする魔獣と戦うこともある。
　そんな魔獣の一体との戦いの中で、キミは黒瘴夜永（こくしょう・よなが）と出会った。
　彼女はまだ学生と思しき少女の姿をしているが強い力を持つ死神で、それから何度か共に昼の世界を守ることとなる。
　だがそんなある日、神出鬼没の彼女から珍しく直接連絡があった。
「頼む。ボクを止めてくれ」
　聞いたこともない追い詰められたような声。彼女は死神であり、戦友でもある――キミは彼女の言葉の真意を確かめるべく調査を開始した。
【ＳＡ：夜永を止める】