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2017年07月30日19:31

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河童忌。

7月25日、初めて卒業論文指導を受けましたマメシバです。
年度末にテーマをふたつに絞り込んで提出し、5月に指導教官とテーマ決定。
それを掘り下げて、面談による指導を受けます。
で、通信教育学部はこれで指導終了。
あとは、コツコツ年末の提出締切まで孤独に書くのです。コツコツ。

ここ一か月は、さすがに最初で最後の面談に向けて必死に準備を進めてたんですが
ふたを開けてみたら指導教官にひどくつめたーくされまして。
「全集読破してない」
「先行研究全部読んでない」
「問いが曖昧、掘り下げが甘い」

んもうね。
この一年を振り返ってみましょうよ。

定年まで居ようと思ってた会社でリストラまがいの退職に追い込まれ。
新たに就職したトコではキレて突っかかってくるおかしな社員に標的にされ。
再々就職したとこはやたら忙しく、毎日20時まで残業ですよ。

全集読破する時間を、どこからひねり出せって話ですよ。

もー。
もー。
もーーー。


とはいえ、こちらの事情は大学の先生には関係ありませんし。
そもそも通信教育学部の学生なんてみんなこんな感じだろうし。
ええええやりますよやりますよーだ!
くっそー指導教官のやつ(←八つ当たり)好き放題言いやがって。

面談前日の7月24日。
芥川龍之介の命日、河童忌と呼ばれる日です。
折しも、私の卒論テーマは芥川龍之介の『河童』なのですが。

もーーーー。
河童忌の翌日に河童を全否定されるの巻。
むしろご縁を感じますよね。
てかなんだよ芥川、いい年した大人が河童河童て。
そんな架空の生きものに捉われてっから病んで自殺とかしちゃうのよ。
腹いせにキュウリをばりばり食べながら、
とりあえず古本屋で芥川全集(全24巻、16,000円也)を購入するのでした。

ちなみに担当教官は、
ヒトをコテンパンにのしておきながら自分のメアドを教えてくれて、
面談後でも質問があったらどんどん言ってきなさい、
進捗状況も報告なさい、と言ってくれました。
飴と鞭か!そーいうやり方か!
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