「責任を取るっていうのはな、痛い思いをするってことだ。迷惑をかけた人間が被った以上の痛みを、自分も背負うってことだ。銀の食器を壊した奴は、金の食器を買って返すのさ。悪臭を撒き散らす工場の社長は、その工場の煙突のすぐ横に、屋敷を構えるのさ。それが責任を取るってことだ。
なのにだ、この世で偉いと言われている奴に限って、痛い目を見たがらない。ちょっと下手に出て、軽く頭を下げて、謝って、それで済むと思ってる。あんたもその一人か? 違うよな」
これは、「ONE OUTS」で主人公の渡久地東亜が、マリナーズの忌野喜郎監督に対して言った台詞です。
やはりうわべだけの謝罪というのは駄目で、自分も痛い思いをすることが、本当の謝罪ということですね。
ログインしてコメントを確認・投稿する