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2017年07月30日09:50

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退役の理由

「銀河英雄伝説外伝 ダゴン星域会戦記」に、同盟軍の幕僚として、オルトリッチ少佐が登場しますが、このオルトリッチは、後に統合作戦本部長になり、この会戦から30年後に退役したと書かれています。
 ダゴン会戦から30年後というと、宇宙暦670年/帝国暦361年にあたります。このわずか前に、コルネリアス一世の皇帝親征が行われ、同盟は二度の戦いに敗北し、同盟建国以来最大の危機を迎えましたが、帝国で宮廷クーデターが起こったため、同盟は滅亡を免れました。
 恐らくこの時の同盟軍統合作戦本部長は、オルトリッチだったのでは? 本文でも、
「オルトリッチは、用兵家としては、傑出した存在ではなかった」
 と書かれているのは、コルネリアス一世の親征での敗北が原因で、こういう評価をされているのではないでしょうか。
 そして退役した理由も、コルネリアス一世の親征での敗北の責任を問われたからなのでは?

 その一方でオルトリッチは、温和で公正、人の長所を見抜き、多くの有能な人材を育てたとあるので、教育者としては非常に有能な人物だったと思われます。


 ところで、コルネリアス一世の親征時、リン・パオとユースフ・トパロウルはどうしていたのでしょう? 確か螺旋迷宮で、、
「40代で退役した」
 と書いているので、既に退役していたと思われます。それどころか、この時点で既に故人になっている可能性も……。
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