mixiユーザー(id:24232)

2017年07月28日20:23

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PCX>富士宮に行ってきた

 PCXで富士宮往復。精進湖ルート。登りで40-50km/hのあたりで力が出ない。CVTだからギヤを落として回転を上げる事もできず「もももももーっ」とフルスロットルで登る。坂が緩くなって50キロを越えると伸び始める。これがPCXの「トルクの谷」と呼ばれる現象か。コンピュータ制御の学習型CVTではない、ウェイトローラ制御のパッシヴ型CVTだからチューニングもウェイトローラ交換しかない。実際先日WWのサイトを見た時にもそれらしい情報があった。
http://world-walk.com/parts/mafler/pse-3/
 これってCVTの「スポーツモード」みたいなもんで、早めに回転を上げて後から変速比が変わって速度が上がっていくパターンなんだろうな。だとしたら燃費はかなり犠牲になる。

 思えばFZ250"Phazer"も7千回転あたりに「谷」があった。平坦路でもトップ(6速)で自力で谷を越えられず、一旦落として回転を上げてから再びトップに上げた。谷を越えると8千から上の「本気モード」が控えている。グラフで見る限り1万4千ぐらいまで最大トルクを維持する。
 ところが、街乗りでリッター20を超えていたふぇーざー君なのに高速道で本気モードを使うとリッター18ぐらいになる。出力が出るという事はそういう事で、余分に燃料を食うだけの話なのだ。だからなんと谷のあたりで加速しないストレスにイライラしながら走るとリッター22ぐらい出たりした。「トルクの出ない」回転域とは「燃料を吸い込まない」回転域だったのだと思う。もしかしたら効率はむしろよいスイートスポットなのかも知れない。実際燃料消費率のグラフはそのあたりの回転数で少し盛り上がる線を見せていた。当時のカタログにはそんなデータまで載ってたんだよねぇ。

 で。今回もその「谷」を実感しながら(若干ストレスフルに)走ったところ驚愕のリッター55キロが出てしまったわけだ。上り坂で「こんな事ならウェイトローラだけでも換えようかしら」と思ったが、やめておこう。
 とりあえず、風防のせいで燃費が悪くはなってないようだ。「前面投影面積が増えてない」という予想は間違ってはいなかった。そして腹から胸の風当たりが和らいだせいでかなり楽ではあった。でも、やはりもう若くはない。学生時代ハスラー50で楽々往復した道がPCXでもちょっぴりしんどかった。PCXで東京行きは考えない方がよさそうだ。
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