タイトルは"WITCH"なんだが、敢えて"VVITCH"と書いている。理由は知らず。
アニヤ・テイラー=ジョイはこの映画で名を挙げてシャマラン監督に「スプリット」のヒロインに抜擢されたらしい。彼女の顔を見ると上坂すみれを思い出す。上坂氏はそんなに日本人離れした顔立ちというわけではないし、アニヤ氏も日本人ぽい顔立ちとは思わないのに似てるかなぁ。
ホラーというくくりで片付けられない、ちょっと考えさせる映画だった。本来ならホラーって考えさせちゃったら興醒めなのだが、「なんか、すげーもん観た」という余韻。「おっかながらせ」演出はむしろ控えめなのでホラーとして楽しめたかは微妙だが満足度は高い。
300年前のイギリスが舞台らしいが、当時の社会における魔女のありようを再現する事に尽力したらしい。なのでこれは時代を描くという意味で「時代劇」なのかも。
奇しくも、1本目に観たなのはさんも一応は魔女の一種。キリスト教感覚のない日本人にとっての魔女ってただの戦闘能力で片付いちゃうんだなぁというとばっちりな感想(笑)。にしても、戦闘中に「はい、第一回はここまでね」って切っちゃうのは「一本の映画」としてどうなのよ。
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