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2017年07月25日02:05

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新型CBR250RRに思うこと。

自分がお世話になっていた
ホンダドリーム店にCBR250RRを見に行った。

中型(普通自2)免許の私としては
中型で乗れる車両の中で
久しぶりにワクワクする新車だなぁ
と思って、新型CBR250RRを見に行った次第。

結論から言えば、期待を裏切らない
素敵カッコイイバイクでした。

自分の中に今までなかった、
全く新しいデザインのバイクだな…と思います。

3XVを初めて見た時の印象に似ている。
違うのは『欲しい』と思うデザインではなかったこと。

これについては
あくまで個人の問題であって
新型CBRを否定するものではない。

今の『現役世代』にふさわしいデザインなのではなかろうか?

私が現役時代(バイクに対する情熱の最盛期)の時と比べても仕方がなくて
今の時代に合った、高性能な形であり性能であり
600や1000と言った
免許上のハードルをクリアすれば
本格的にカリカリなバイクもある時代なんだから
250というカテゴリーに対する答えとして
一つの究極(現時点で)なのかな。

ハードルの高い高性能ではなく
誰もが恩恵を受けられる高性能…
そんな印象。

私が乗っているR1-Zも含め
昔のバイクの価値観とは全く違うから
昔のバイクも色褪せない。

私が今、中型免許を取ったばかりの20歳なら
きっと欲しくなるバイクなのかなぁと思う。
バイクに色んな夢を抱く若者の
ある層の期待を満足させてくれそうな
マシンだと思う!素晴らしい!

一方で、バイク雑誌のインプレには
少しばかり疑問を感じる…

というのも
新型CBRが、このカテゴリーの中で
ある層の期待に応えるマシンだとして
一方で、そういう層は、ごく僅か。
ライディングポジションや、とっつき易さという意味で
スズキやヤマハやカワサキの既存モデルの良さもある。

そもそも今やこのカテゴリーは
カリカリのマシンは皆無に近く
どちらかというと、それなりな性能と日常の融合のバランスだと思う。
例えるなら、初期型のTZR250みたく
レーサーっぽい走りと
ツーリングにも使える、日常勝手の良さ…みたいな。

それなのに、どの雑誌のインプレ見ても
CBR最強節の一辺倒。

性能至上主義ならば
それこそ90年代のバイクに絶対性能では劣るし
そんなもの比べるクラス(250cc級)でない。

その中でも、性能や造りを重んじるユーザーに
夢のある車として、新型CBRは非常に価値ある車両だと思うし
逆に、大半のユーザーの使い方に合った
既存モデルの良さも、きちんと評価して欲しいと思う。

サーキットや峠を主眼に置いて
究極を目指すバイクも、もちろん素晴らしい。
けれども、それが一番魅力的…な訳では必ずしもないし
それをユーザーがこぞって求めているなら
各社、もっと素晴らしい車両を作れる力があると思う。

排ガス規制、出力規制…開発コスト…
色んな問題があったとしても
究極がユーザーの購入動機として多数派ならば
もっとすごいバイクを作れるはずだと思う。

今は昔のように峠ブームでもないし
法令無視がはびこる世の中でもないし。

そういう時代にあって
各誌のインプレには妙な違和感を抱く。

思えば、自分が10代の頃に抱いた夢も
そういう雑誌に感化されたのかなぁ…と思うところもある。
それ自体に、特に困るような事はなかったけれど
今の時代だからこそ
もう少し客観的な、ユーザー側に立った目線の
インプレがあったら良かったかなあ…と思ったりした。

とは言え、新型CBR…素直に素晴らしい。

残念なのは価格。
高過ぎ…。
バイクという世界のユーザー離れにつながらなければ
良いのだけれど…。
せめて60万円台で、作って欲しかったなぁ…。


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