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2017年07月20日16:46

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それなんだよなぁ

これ、テレビで心霊番組をあんまりやらなくなった理由の一つですよね。「デジタルこそ、すぐ見破れる」。

■TBS「世界の怖い夜」で放送の心霊写真は合成か 元画像には霊が写っておらず持ち主は怒り
(BIGLOBEニュース - 07月20日 12:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=258&from=diary&id=4677039

昔の心霊番組だって、実際ヤラセだらけだったでしょうけれど、最近の心霊番組、それも「実話系」は、見てすぐに『作りじゃん!』と言いたくなるものが多い。

映像技術の進歩により、手軽に「それらしい」映像が作れるようになったせいで、目視でも、どうやってその画像を作ったのか、大体の推測がつくようになってしまった。
また、「別の写真を手軽に加工出来る」のもよろしくない。 手軽に出来るからって、手軽にパクってしまう者が出る。すぐ足がつくのにね。


このニュースが本当なら、一番問題なのは、ヤラセ以上に『写真の持ち主に加工の許可を得てない』って事ですよね。
被害者がいないなら、まだ「ネタ」として笑えますけれど、他人に迷惑かけちゃね。



いやぁ………しかしそう考えると、昔のアナログな「心霊写真」を「作ってた」人達は、どうやってたんでしょうねぇ……。
〈オーブ〉とかは私も知ってますけど、〈どう考えても人間が立てない・入れない所に写る顔〉とか、〈無数のからみつく手〉とか、〈体の一部が消える〉とか、あれ、どうやるんでしょう。
寡聞にして存じ上げません。

カメラマンの工夫なのか、被写体となるモデルも協力するのか、はたまた現像時に加工できるのか、手品のようなトリックがあるのか………。


ちょっと不謹慎かもしれませんが、何となく、特撮技術的なロマンを感じてしまいます。



デジタル技術が悪い訳ではないんですが………普段、色々とお世話になっておりますし。
でも、テレビにしろゲームにしろ、技術の高さを「どうだ、スゲーだろ」とばかりに見せつけられると………なんでしょう、だんだん楽しくなくなってくるんですよね。


その点、噂話・都市伝説系は、その話がどんなにネットで普及していても、その根底に「口伝」という、ローテクの極みがあるところがいい。自分の妄想ほど怖いものはない。
小説『鏡地獄』なんて、「妄想が一番怖い」のいい典型じゃないでしょうか。
あの話自体はさして〈怖く〉ありませんけれど、
「映像化できない画」
「自分の想像を越えた世界」
っていうのを思い浮かべた時、乱歩は、そこに恐怖を「見た」んじゃないかな。いやまぁ、それこそ私の「妄想」なんですが。


ああ、夏ですねぇ。

再現ドラマ系は結構好きなので、テレビ局及び制作会社の皆様、期待しております風鈴

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