前回から、二週間ぶりに、ディタを病院に連れていきました。
前の一週間は、抗生剤と消化管運動改善薬(制吐剤)とロイヤルカナンの退院サポート(2/3〜3/4缶)の強制給餌でしたが。
今回はそれに、ビタミン剤を加えたものを、二週間。
抗生剤が苦いため、飲んだ後や、飲ませるとき舌にのってしまったりした、その場、もしくは少し後から吐いてしまうことも多いし。
一回目の缶詰で吐いてしまうこともありました。
吐くのは朝一の何かだけで、そのあとは吐くことはありません(3日に2回位)
その日最初の口にしたものでなるので、空腹が続く後になりやすいのでは、ということで。
これから、寝る前に少し、缶詰を食べさせることにしました。
カリカリは、少し食べる日もあるし、全然食べていない日もありました(確認できる範囲内ですが)
行動が少し増えてきたし、少し元気になった印象があるのですが、やはり、あまり食欲があがらないのが気がかり。
カリカリを嗅いだり、袋に顔をすりつけたりだけして、結局やめる、という様子もわりと見受けられます。
うんちは、ほぼ毎日しますが、ここ何回か、軟便気味。
しっこは、一回の量は少なめですが、日に、2〜3回しています。
二週間前、血尿になっていましたが、このところ、大丈夫そう。
そんな感じの状態で。
今回も血液検査。
肝酵素の上昇が改善していて、肝リピドーシスがかなり治っているようだということで、そこは一安心。
GOT/AST、ALP、TBILは、まだ正常値の範囲内にはないですが、かなり低下。
もうちょっとで、正常値、という数値まで下がりました。
GPT/ALTは、前回のほぼ10分の1まで下がり、正常値内でも低めの数値に。
γGGTは、正常範囲内での変化ですが、少し上がっていたのが、下がりました。
貧血は、肝臓を修復しているところなので、数値としては大きく出ないけれど、改善しているそうです。
体重は4.3kgと、前回よりちょっと少ないですが、基本的に減ってはいないので、気にしなくてよいそうです。
なかなかわかりやすく変化があるわけではないので、元気にならなかったらどうしよう、とか、なんだかへこたれそうになったりする瞬間があったりしたのですが。
ちゃんと数値として具体的に改善している、ということがわかり、嫌がられても、投薬と強制給餌、やってよかったな、と、ほっとしました。
さて。
肝臓はまだ完全ではないけれど、回復にむかっているということで、一安心なのですが。
そもそも、なぜ、食欲が落ちたのか(肝リピドーシスの原因)、なぜまだ、あまりカリカリを食べないのか、ということが解決しておらず。
また、血中カルシウム濃度の上昇の原因も不明。
今回も、高カルシウム血症が認められるとのこと。
原因として考えらえるものがいくつかあるようなのですが。
副腎皮質機能低下症、腎不全、ビタミンD中毒、肉芽腫性炎症、癌、骨の病気に関しては、今までやった検査の結果から否定できるそう。
副甲状腺機能亢進症、突発性(原因不明)に関しては、わからない、とのことでした。
食べない理由は、アレルギーであったり胃腸の問題であったり、いくつか考えられる、ということ。
ホルモンの検査と胸部X線検査か、食事療法が、現在、選択肢としてあるようなのですが。
検査に関しては、外注のものになるし、急を要する状態でもないので、とりあえず食事療法で様子を見て、後回してもよいのでは、ということ。
とりあえずは、食事療法をしてみましょう、ということになりました。
パウチのセレクトプロテイン(ダック&ライス)
それと、まずはサンプルで、と、いただいたのは、セレクトプロテイン(ダック&ライス)、低分子プロテイン、消化器サポート(可溶性繊維)のカリカリ。
缶詰を少し減らして1/2缶にして、これらを食べさせることになりました。
あと、抗生剤はやめて、消化管運動改善薬(制吐剤)のみの投薬に。
このところ、あまりカリカリを積極的に食べていないんで、いささか不安ではありますが。
食べてくれるといいなと思います。
あと、ディタにあげると、リンも欲しがるわけで、そちらも、いささか不安です(笑)
まあまずは、これらをあげてみて、食べるかどうか。
食べてくれたら、それで数値がどうなるか。
それらの様子を見ていくことになるようです。
少しずつですが、ディタも、元気になってきているような気がします。
早く、あの時は大変だったようね〜、と、苦笑いできるようになりたいと願っています。
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