ところで、まんが編集者の荻野謙太郎氏が、ツイッターでこういうことを書いていました。
https://twitter.com/gouranga_/status/880292785068269568
こういう発言が出る理由の一つは、まんが家と編集者との対立が、公になっていったというのも大きいのではないでしょうか。
まんが家と編集者は、昔は圧倒的に編集者が強い立場でしたが、今はブログやツイッターがあるので、今まで公にされていなかったまんが家と編集者の関係が、暴露されるようになっています。
かつて山田花子は、
「まんが編集者は、自分の出世のためにまんが家を利用しているだけだ」
という趣旨のことを言っていましたが、今はその力関係が逆転されつつあるのでは? だから佐藤秀峰氏や雷句誠氏のように、編集者との対立を公にしたまんが家も登場したのです。
それにまんが家の方も、編集者の言いなりになり、その結果潰されることを良しとせず、プロを志向せずに同人作品で作品を発表する人も増えているといいます。
でも大手出版社は、旧態依然とした方法を取るだけなので、このままでは、まんが雑誌という本自体が無くなってしまうかもしれません。
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