mixiユーザー(id:2040115)

2017年06月24日14:55

104 view

尻を照らせ!

忙しいものの新しい仕事は順調で
たまにデパ地下でケーキを買って帰る程度の収入がある。
帰るとイヌが飛びついてきて、屋根のあるお部屋がある。
日に30件近くメールのやり取りをする友人がおり、
リラックスできる間柄のパートナーがいる。

ひょっとして、今って人生における充実度合いのピークなんじゃなかろうか、
と最近思うマメシバです。
とはいえ過去にも結構大変な思いはしてきたし、
今後も何が起こるかわかりませんし。
とりあえず、今しあわせならそれは大事に噛みしめて過ごそうと心に誓う毎日です。
ええ、イヌがなぜかその辺で笑顔で放尿始めたとしても、
それは幸せのひとつですきっとたぶんおそらく。ヴァンさんのばか。


さてなんで唐突にこんなことを書き出したかというと、
今年11歳になった飼い犬ヴァンさんのことです。
小型犬とはいえ、結構な老犬になってきたヴァンさん。
最近は休日も寝て過ごすことが多くなり、
甘えてくることが増え、
おもちゃにも興味を失い...と変化が目につくようになってきました。
今日は元気でも、明日はわからないよね。
後悔のないように、毎日大事に過ごしましょう。

で。
そんな飼い主の決意を他所に、変わらないのがイヌの排泄の仕方。(ビロウな話で..)

彼、基本外で散歩中に排泄するのですが
なぜか腰をかがめた姿で数メートル移動します。
飼い主は、ビニール袋とティッシュペーパー、
夜散歩の場合は懐中電灯を持って犬の尻を照らしながら落とし物を拾います。
ええ数メートル、腰をかがめたイヌの尻を照らしながら拾い歩くんです。

先日、夜散歩中いつものように思い定めた場所で腰をかがめたヴァンさん。
おっと明かり明かり....と懐中電灯を出そうとする飼い主の背後から、
眩いばかりの光がパ―――――っと浴びせられました。

わっ
い、いかん、車が!?
いつの間にか背後に車が来ていたようです。

場所は、通りの少ない公道。
公道脇の、アスファルトで覆われていない土の部分が今回のヴァンのトイレでした。
で、運悪くその公道の反対側に、通りに面してマンションの駐車スペースがあるのですね...。

クルマを駐車場に停める為には、公道の幅を目いっぱい使ってバックで入れなければいけません。
なので、ヴァンさんががんばってる場所は、微妙に、邪魔なのです。

....す、すみませんすみません!
飼い主は焦りますが、とはいえもよおしてしまったイヌは止まりません。
ライトを尻に浴びながら、排泄を続けるしかないのです。

とりあえず、懐中電灯は不要。
割と冷静に判断した飼い主、急いでビニール袋を用意してイヌから転がり落ちた排泄物を機敏にキャッチしてゆきます。

ぽろ。
ちゃっ。
ぽろ。
ちゃっ。

明るい...この明るさ、助かる...。超ストレスフリーで無駄なく拾えるわあ...。
で、ヴァンさんちらりちらりと後ろを振り返りながら、
いつものとおりそのまま数メートル進みます。

そのまま拾いながら犬の尻を追う飼い主。
んで照らしながら犬の速度に合わせて前進するクルマ。

なにこれ!
もうなにこれ、なんの行進!?


ようやく2,3メートルでヴァンさんタンクは空になり
いたたまれなさMAXの飼い主ともども、猛ダッシュでその場を離れたのでした。

ホントすみません、
妙な儀式にお付き合いいただいた乗用車の方々に
深くお詫びを申し上げる次第です。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する