おばちゃん劇場。

小林麻央さん亡くなりましたね。
特にファンてわけでもないし動向を追ってたわけでもないんですが、
病と闘う姿勢に敬服し、ご冥福をお祈りしております。マメシバです。
んで、昨日のお昼のこと。

会社の周りにお店が少ないため、
いつもコンビニでおにぎり買って近所の公園でお昼していたわたくしマメシバと、
以前の同僚で今も同僚のBさん。
ある日近くに、ものっすごく入りにくい、地味な定食屋があることに気づきました。

プレハブ造りのようなシンプルな建物で、すりガラスの引き戸。
表に黒板で「定食〇〇　ランチ：さんま開き定食　\780、かつ煮定食　\730...」
とチョークでなぐり書きしてあるだけの定食屋さんです。

...。
ぐむむむむ。
超入りづらい。
しかし、なんだろう妙に気になる...。

なぜか同じように感じたらしいBさんと、ちょっと顔を見合わせ、
どちらからともなくうなづきます。
「ヨシ、いってみよう」ｗ


で、入店するとおばちゃん...イヤおばあちゃんレベルの年配女性から
「いらっしゃーい、お好きな所へどうぞ」と声がかかりました。
適当に二人掛けの席へ坐って周りをみると、15人も入れば満員の小さな食堂。
奥にカウンター付きのキッチンがあり、カウンターの上には大きなテレビがあります。
テレビではお昼のニュースで、前述の女性が亡くなったという速報が流れていました。

注文を済ませ、Bさんと病気の話をぽつりぽつりとしていたのですが、
テレビに目をやるたびにどうしても目につくのが、その奥にあるキッチン...厨房の、中。

お店はおばあちゃん３人で切り盛りしているらしく、
一人がフロア、二人が厨房です。
その厨房の二人の動きが、なんというか...妙ｗ

緑色の何かが入った（ネギではないかと推測）タッパーを持って、
あわあわと右側へ移動したな〜と思っていると、
立ち止まって左側へ戻ってゆくおばちゃん。
...え、いま何を思って移動したん？タッパー持ち歩く必要ある？
ああっつまづいた！危ない！

冷蔵庫を空けて中を見たあと、何も出さずに扉を閉め、
ちょっと考えてからまた扉を開けるおばちゃん。
...いま、扉開けた途端何取るんだったか忘れただろ！


で、さらに気になるのが、フロア係のおばちゃんが。
テレビのすぐ脇で、口を開けながら出入り口を凝視していることｗ
麻央さん訃報のニュースの脇で、おばちゃんの存在がどうしても目に入って...
か、悲しめないよう。
（おそらくお客さんが来たらすぐに声掛けできるように見てるんだと思う）
気になりすぎて、Bさんとの会話も上の空です。


お店を出て、二人して
「...でも私、嫌いじゃない」
と言い合い、再来店を決めましたｗ
よかった、暑い時期の前に行きやすいお店が見つかって。
新しい会社での生活、わりに順調ですｗ