今日は新宿武蔵野館で「武曲 MUKOKU」を観てきました。
監督:熊切和嘉
配役(役名):綾野剛(矢田部研吾)、村上虹郎(羽田融)、前田敦子(カズノ)、神野三鈴(矢田部静子)、風吹ジュン(大野三津子)、小林薫(矢田部将造)、柄本明(光邑雪峯)他。
幼い頃から剣道の達人である父・将造に鍛えられた研吾。
あまりの厳しさに将造に殺意さえ抱いたことがある研吾でしたが、稽古で将造に寝たきりの負傷を追わせてしまいます。
それから研吾は荒んだ生活を送っていましたが、将造の友であり、研吾のもう一人の師である禅僧の光邑(みつむら)はラップの歌詞作りに夢中になっていた少年・融(とおる)の才を見抜き弟子にして、研吾を立ち直らせようと図ります。
やがて将造は息絶え、光邑に託した遺言状を目にした研吾は、将造の真意を知ることになります。
研吾と融の果たし合いの場面は、昭和の青春活劇と往年の時代劇を思い起こさせるシーンでした。
アクションが中心の作品かと思って見に行ってみたのですが、想像とはだいぶ違った趣の作品で、主人公が父親の幻影と戦い続け、もがき苦しむ男を描いた作品でした。
公式サイトURL
http://mukoku.com
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