「食べる」という業

■ネタだけ食べてシャリは残す──SNSで増殖中“食べ残し”写真の現状に迫る
(週刊女性PRIME - 06月16日 11:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=235&from=diary&id=4623411


原則として、「残す」という行為は嫌いです。

> 「食べ残しは店にとって気持ち、経営、両方のダメージを食らうんです」
と言うような、店の都合や消費者の都合というのは、もちろんあると思います。

ですが、それ以上に「食べる」という事は、他の命を奪うという事なのです。
人間は、他の生命を食べなければ生きていけない業を背負っているのです。
ですから、その生命に対して最大限尊重しなければならないと思います。
その一つが「出来る限りきれいに食べる」という事ではないでしょうか。

「きれいに食べる」
と言うのは、
「美しく彩られた料理に幸せを感じ、上品に食べる」
というのもそうですが
「出来る限り廃棄を出さない」
と言うのもあると思います。

「廃棄を出さない」
と言うのは、
「自分の食べ物を残さない」
だけではなく、
「作るなら大根の皮を金平にして食べるみたいにゴミとしての廃棄を出さない」
「出された料理であれば、魚の皮のようなところまで食べる」
という事でもあります。

生命を奪う「業」をもう少し真剣に考えるべきだと思います。