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2017年06月14日22:02

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素人落語 志ん朝師匠の「文七元結」

昨日は、仕事から帰った後に自宅で。今日は、次女を送る車の中で。
故 古今亭 志ん朝師匠の「文七元結」を一時間を超えて、じっくりと聴くことが出来ました。

何度も聴いているのですが、一時間を超える噺をじっくり聴く時間は、
自らが積極的に作らないと、忙しい中では難しいのです。

言うまでもなく、志ん朝師匠の究極の話芸。
素晴らしいとか、凄いなどの言葉以外で表現するのはとても難しい。

長兵衛と娘のお久の、吉原の女郎屋での会話がとても好き。
長兵衛は、間抜けだけど、真っ直ぐで男らしく、とても格好良い。
少しだけ切なく、うるっとくるところは、もうたまりません。

真剣に聴き入る部分に、少しだけ笑わせる部分が入り混じる。
だから、疲労感もなく、「この先はどうなるのだろう?」と心配しつつも、
ほっと安心できる噺になるのでしょう。

以前からですが、病みつきではあります。

お疲れ様でした。

行徳亭 林檎
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