昨日、小学1年生のお子さんを持つお母さんがどんな問題集をすればよいでしょうかと聞いてきたので、少し話をした。
1年生の問題集をするのも悪いとは言わないが、その前に家を建てる時に基礎が大事なように、勉強も基礎をしっかり作っておいた方がいいですよと話をした。
昔から読み書きそろばんと言われるが、今でもその大切さは変わらない。
まず読みだが、幼い時にはまだ自分で読めない。
当然、他の人から読んでもらうことから始めなければならない。
誰が読むのか、、、。
そう一番身近な人。
お母さんが(代わる人がいればそれでも良いが)読んであげなければならない。
まず、大量に耳から文章を聞くことが大切だ。
大量に聞き、耳から理解できることがまず最初に必要となる。
次に、文字を覚え自分で読めるようになること。
読み聞かせをしていると、自然と子どもは字を覚える。
我が家でも、子どもに字を教えた覚えはない。
みんな小学校へ上がる前には、手紙を書けるくらいに一人でになっていた。
でも自分で読めても、意味が取れない場合があるので、読み聞かせは続けること。
そして、自分で読めるようになり、意味が採れるようになると次は自分の思っていることを文章にできることが大切となる。
これが難しい。
大人の人でも、頭の中に思いはあっても、それを作文にするのは難しかった経験がおありだろう。
子どもでも同じで、それは難しいのだ。
だから、最初は数行でもいいから、短い分を作る練習をする。
日記などを書かせるのはこの練習の意味もある。
我が家の子どもたちは、本を沢山読んだが、夏休みなどは読んだ本の感想文を数行で書かせていた。
初めから、何にもしてない子が、ちゃんとできるわけではない。
原因があって必ず結果があるのだ。
学校だけで伸びることも、良い先生に当たればないとは言えないが、やはりベースが違うと伸びも違ってくる。
小学の高学年くらいから算数でも文章題にてこずる子どもが出て来る。
計算はできても、文章で何が問われているか、わからないのでできないのだ、、。
たくさんの本を読み、しっかり文章にできる子は、高校くらいになっても成績が落ちない場合が多い。
長くなったので、算数のベースづくりの秘訣は、、希望があればまた後日書きたいと思います。
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