一週間ほど前、義父（女房の父）が入院したと電話があった。
一週間以上微熱が続いていて、深夜二時に起きてテレビを付けていてその後痙攣を起こして救搬送したそうだ。高熱と異常行動、当初は風邪をこじらせたと思っていた。
その後病院で四肢のマヒが発生し、「ギランバレー症候群」が疑われて、その後「ピッカースタッフ脳幹脳炎」と診断され、結局「単純ヘルペス脳炎」に落ち着いた。
診断される都度の一喜一憂、否、ひたすら混乱と不安に陥る家族。どの病名も難病中の難病。
単純ヘルペス脳炎……三割が死亡し、三割に後遺症が残る恐るべき病だ。意識不明となり、人工呼吸も必要となる恐れもある。
高熱と意識混濁、四肢のマヒが続いているらしい。
こないだの土曜日に家族引き連れてお見舞いへ。
我が子ら、すなわち孫の声に反応して手を伸ばしてきた。そして不明瞭ながらも名前を呼んでいる。よかった、意思の疎通ができてよかった。
「このゆうすけが付いているから大丈夫だ」
と、つい偉そうに言ってしまった。
仕事も忙しく、親世代が老いて病んでいく、そんな年代な近頃だ。
ただでさえ仕事可能な時間は全て仕事でやっているところにまた忙しいが、是非に及ばす。
我が親父も大腸がんステージ�沓造世辰燭掘�親父と言えば親父の従兄が肺がん再発したと親父に泣いて電話してきていた。
とりあえず我が身は壮健であるべし。ゆえに早く寝ることを心がけている。趣味も仲間付き合いも、断腸の思いで我慢するしかない。
ログインしてコメントを確認・投稿する