百円ショップで、温度計を買った。
チョコレートが溶けそうな気温の日に冷蔵庫に入れるのが目的だった。
うっかり、机の上から落としてしまった。
カバーが外れて中身がむき出しになった。
液体式ではなくて、金属の熱膨張式で助かった。
もっとも、中身が見えるまでは温度計の仕組みなんて気にしたこともなく、完全にブラックボックスで扱っていた。
中身が見えて、仕組みが良く分かった。
驚くほど簡単な仕組みでビックリした。
ゼンマイ状の金属バネの熱膨張で芯を回転させて温度計の針を回転させていた。
偶然落としてバラバラにしてしまわなければ、僕はこんな事に気にする事もなく、ずっと、ブラックボックスとして良しとしていたのだろう。
最近思う、パソコンって物凄くブラックボックスで良しとして使っている。
仕組みが分からないのは良しとしても、その機能の30%も理解していないだろうよ。
プリインストールのソフトの半分も使っていないし、しかも、使っているソフトも使いこなしているとはとてもいい難い。
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