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2017年06月01日06:00

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中江藤樹に学んでほしいものだ

近江聖人・中江藤樹という人がいた。
昔、一人の馬子がある侍を乗せた。
その侍は藩の大切な大金を馬にくくりつけて忘れてしまった。
 宿に着いてお金がないことに気がついたが後の祭り。
 どこの馬子かもわからず、その侍は死んでお詫びをと思っていた。
 しかし、その夜、その侍のお金を困っているだろうと正直に届けた者がいた。
 その馬子だった。
 そんな大金だったのに、忘れ物だと遠い道を歩き届けに来たそうだ。
なぜ、わざわざ届けに来たのかを聞いてみると、その人の村にいる中江藤樹という人の教えだという。
 その教えをみんな受けているのでその村では人々は正直に暮らしていると。
 だから私もその教えにしたがったまでだと。

 当たり前のことだとお礼さえも受け取ろうとしない馬子の様子を見た侍が、中江藤樹を自分が求めていた師だと、弟子入りした話は有名である。

 私事で何だが、、
 私も先日、100均に買い物に行った。
 150円の土を6つ買い物かごに入れてレジへ持って行った。
 レジのお姉さんは、それを100円の物として数えて打っていた。
 「○○円です」と言われたが、私は
 「それ150円のですけど、、、」
 と言って金額を訂正してもらった。
 多くの人はそうするだろう。しかし中には
 「しめしめ、300円儲けた」
 などと考える人も世の中にいる。
 だが、私はたかが300円くらいで心を汚したくはない。
 バカだと言われても、中江藤樹のような人になりたいものだ。



■害獣駆除の証拠写真「同じ個体では?」 報奨金不正続々
(朝日新聞デジタル - 05月31日 11:06)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4597923
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