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2017年05月31日16:29

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ファミマの行方

都道府県別「好きなコンビニ」はセブンイレブンが圧倒的人気 / がんばって!「ローソン」「ファミマ」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=114&from=diary&id=4597659

記事は「好きな」という主観ですが、客観的に数で見てみたいと思いました。
という訳で、大手三社のHPより現在の店舗数を調べ、表にしてみました。
セブンとファミマは29年4月現在で、ローソンのみ29年2月現在ですので、正確性に若干の不安があります、ご容赦ください。

まず思うのは、2018年夏を目処にサークルKとサンクスがファミリーマートに統一されるという事で、随分情勢が変わるという事です。
経営統合以前は、セブンイレブンをローソンが追う展開でしたが、最新の情報現在で既にファミリーマートがローソンを上回り、統合が全て完了すればセブンイレブンにかなり迫る店舗数となります。

都道府県別の店舗数を見た時、現在ファミリーマートがトップを取っているのは鹿児島と沖縄の2県ですが、統合後は15都道府県となります。
それも、東京・愛知・大阪・京都と言った大都市での店舗数においてトップを取る事になります。
なお、ローソンが店舗数でトップの都道府県は、現在の13都道府県から8都道府県に減らす事になります。

さて、このような現状を踏まえると、満足度の低いファミリーマートの店舗数増加がどうなるか、と言う所だと思います。
と言っても、決して悲観する意見ではありません。
何故ならこの手のアンケートは、店舗が多い方が満足度が高くなりやすいからです。
つまり、この満足度には、大手3社の店舗に言った事がない人の意見も含まれていると思いまし、また便利な立地にないため「満足」という評価が得られなかった地域もあると思います。

とは言え、自力で数を増やしてきたセブンイレブンの店舗数と、統合で増やしたファミリーマートの店舗数では意味合いが違う部分もあります。
現在の店舗数でいうなら、セブンイレブンは1,900を超える店舗を統括するノウハウがあるという事であり、ファミリーマートは1300店舗くらいのノウハウで1800店舗を統括しなければならないという事になります。
現在の店舗数には、既にサークルKサンクスがファミリーマートになった店舗もありますので、実際のファミリーマートのノウハウは1000店舗前後ではないでしょうか。
それが倍の店舗を統括するというのは、決して楽観できるものでは無いと思います。

つまり、現在の満足度を気にする必要はないと思いますただ、急激に店舗が増える中で、自力で店舗を増やしてきたところと同等以上のサービスを提供しなければ、今度は本当の意味で満足度の低いコンビニになってしまうのです。

今後のファミリーマートのサービス力には注目だと思います。
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