『ひるね姫』 2017年12本目 TOHOシネマズ仙台 ☆☆☆☆
http://wwws.warnerbros.co.jp/hirunehime/
神山監督の最新作。
画がほのぼのし過ぎるので「止めようかな」とか思ったけど、それで『東のエデン』のTV版本放送を見逃してしまったので、今回は劇場でちゃんと観ました。
その結果は、やっぱり神山監督は間違いない。
今作ではファンタジーチックな画や演出があって、「神山監督ファンタジーもいけるの?」とか思ったけど、ちゃんとSFもありました。
変形するサイドカーとか、完全自動運転車両とか出てるし、アナログ制御の多人数制御ロボットとかも出てくる。
ファンタジーからSFまで、神山監督の守備範囲広い。
観て良かった。観なかったら後悔してた。
話は「現実と夢」が混ざってて、シンクロしてるのでちょっとややこしいけど、主人公の女子高生の岡山弁で流しましょう。
可愛い訛りでした。
場所が岡山なのは訛りやのどかな風景だけが目的でないらしく、「岡山と云えば桃太郎」とばかりに『桃太郎』も微妙にネタのしてました。
誰が桃太郎で、猿は誰だ? とか探してると???ですけど。
タブレットと魔法とか、ファンタジー要素とSF(て程のものじゃないけど)要素が上手くシンクロしてて、改めて神山監督の凄さを感じました。
神山監督のファンは当然だけど、ファンじゃない方でも楽しめると思います。
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