■元気寿司、「回さない」で売上1・5倍 食品ロス減も
(朝日新聞デジタル - 05月10日 21:24)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4566130
何時からか、回転寿司に違和感を感じるようになりました。
まず、回転レーンからお寿司を取っている方が思いのほか少ないのです。
それを受けてか、回転寿司屋さんによっては、正直すでに食べられないのでは?と思えるほど干からびているお寿司が回っている場合があるのです。
つまり、回転寿司という業態そのものが、回転レーンで回っているお寿司を食べる店ではなく、安価で明朗会計なお寿司屋さんの象徴になっているように思えるのです。
それはそれとして、悪い事でもなければ一つの在り方かもしれません。
ただ、少なくとも、回転レーンを設置する以上、回転寿司ではないお寿司屋さんに比べれば設備に関する導入費や維持費が余計にかかります。具体的な金額は分かりませんが、維持費はともかく導入費は決して安くはないと思います。
それをお寿司を安価に提供する事を目的とした回転寿司が、象徴に過ぎなくなってしまった設備に多額の費用を掛ける事が、矛盾しているように思えるのです。
そう考えると、回転レーンを持たなくても安価で明朗会計をPRする事で、回転寿司という業態では廃れていくようにも思えます。
もちろん、回転寿司や回転レーンを非難しているわけではありません。お寿司というハレのご馳走だったものを日常使いも出来るようにした、その功績は大きいと思います。
ただ、今その役目を終えようとしている、と言うだけだと思います。
もちろん、会話をせずに注文が出来るという事を、回転レーンの利点の一つと感じる人もいる思います。
ですが、それだけを言うなら居酒屋FCにあるような、セルフオーダーシステムを導入すればいいと思います。こちらの方が回転レーンより安価で手軽だと思います。
自らの繁栄が自らの終焉を招いてしまったような、回転寿司ですがその功績は間違いなく大きいと思います。
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