mixiユーザー(id:1527359)

2017年05月06日18:33

182 view

週刊ダイヤモンド

今更ではありますが、週刊ダイヤモンドの保険特集を読みました。

今回は2017/4の標準利率の改定に伴い、生命保険会社各社が
貯蓄性商品を中心に値上げしたこともあり、そのへんの話題が中心でした。
内容をここで詳細に書くといろいろ問題になりそうなので、
読んでみた感想などをざっとまとめておきます。

・「円建て終身保険にはもはや経済合理性が感じられない」という記載がありましたが、
 終身保険に経済合理性(解約返戻金の対総払込保険料での返戻率の高さと解釈)が
 無ければいけないわけではないです。
 予定利率の引下げで商品性が悪くなっていってることは否めませんが、
 死亡保障のある商品なので、経済合理性だけが判断材料ではないです。

・外貨建て保険のランキングが今回新設されていましたが、
 何故外貨建て保険が高予定利率をつけているのか説明がなされていないのは
 残念というかちょっと不親切に感じました。
 アメリカやオーストラリアのほうが金利が高いというのは大半の方が
 ご存知だとは思いますが、それだけが理由ではないです。
 外貨建て保険は標準責任準備金制度の対象外ですからね。

・明治安田生命の商品で「生命保険料控除による節税メリットを前面に押し出した
 セールストークを展開」とありますが、この商品に限らず生命保険料控除という
 制度があることは契約時にお伝えするのが顧客サービスであるような気がします。
 確かに万が一の事態などに備えるために保険があり、そのあとに生命保険料控除と
 いった制度があるわけですが、必要な保障を自分で用意した人に対して、
 生命保険料控除という税の軽減制度があることは加入者が知っておくべきです。

・2018年4月の採用アンケートが掲載されていましたが、
 新入社員の3年後離職率を出していない会社がちらほら。
 集計していないから出せなかったのか、あまりにも高すぎるので開示を控えたのか、
 真相は分かりませんが。
 ただ、集計が難しい項目ではないような気がしますが。

・もう一つ、採用アンケートで平均勤続年数が出ていましたが、
 大手4社の中では日本生命だけが他3社よりもだいぶ短いですね。
 他の国内系生保と比較しても、日本生命は一番短いです。
 これは独立して新しい会社を立ち上げたりする人が多いということも
 ある程度関係していると思います。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2017年05月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031