mixiユーザー(id:1527359)

2024年05月25日16:45

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正しく理解できるような開示の重要性

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00087/050800390/

珍しく仕事関連の話ですが、ライフネット生命の会議室を借りている恩から
「ライフネット生命最高!」しか言わないことで有名な後田さんが
他の生命保険会社を褒めていたので興味深く読んでみました。

が、結論としてはやっぱり読む価値ねえな、という感じでしたが。

「お金の流れがわかりやすいこと」を基準に保険会社を評価するのは
そんなに否定しないですし、開示の重要性は福岡大学の植村教授も
おっしゃっていますが、大事なのは「正しく理解できるような開示」です。

「つまり、保険料の38%が、ライフネット生命の経費や利益になる見込みなのだ。」
これ、完全に嘘ですから騙されてはいけません。

まず、保険料のうち付加保険料の割合は年齢・性別によって大きく変わります。
一般に高齢者のほうが病気になったり亡くなったりする確率が高いので
年齢が高くなるほど純保険料が増え、付加保険料の割合は小さくなります。
この表現するなら、保険に加入する被保険者の年齢の加重平均をとらないと
正確な割合は分かりません。

次に、利益の源泉は付加保険料だけではないです。
純保険料からも利益は発生します。危険差益はその代表例です。
病気になったり亡くなったりする確率を基準に純保険料を算出しますが、
想定よりも病気になる方や亡くなられる方が少なければ
その分だけ保険会社の利益となります。

こんな人が一般人からお金とって有料で保険相談してますが
まあ相談したところで共済勧められて終わりでしょうね。
よく仕事として成り立ってるなという感じです(YouTubeの収益のおかげかも)。
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