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2017年04月30日15:55

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しゅうかくさいのお話。

谷山浩子さんのコンサートを観てきた。
「谷山浩子コンサート〜デビュー45周年大収穫祭〜」
2017年4月29日(土・祝) 開演17:30 東京国際フォーラム ホールC

※ちなみに、デビュー40周年のコンサートを観に行ったときのお話は、こちら。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1880140312&owner_id=2230648「かんしゃの日のお話。」

それで、感じたことなどをいくつか。
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ヒロコさんが「銀河系はやっぱりまわっている」で最初のレコードデビューをしたのが、1972年。
2回目のデビューといわれる「お早ようございますの帽子屋さん」が1975年。
3回目のデビュー「河のほとりに」が1977年で、これが正式デビューということになっているらしい。
どのデビューから数えるにしても、かなりの長期間活動しているのは間違いない。
当然のことながら、初期のころから聴いているファンは、それなりの高年齢になっている。
今回、とても困ったことに、その、ファン層の高年齢化ということを如実に意識させられた(^^;)。
私の隣の席の、私より5歳ほど年上だろうか、その男性の、口臭が強烈だったのだ。

まあ、口臭とか体臭というのは、自分では気づかないものだ。
私自身だって、ひょっとしたらとてつもない悪臭を放っているのかもしれない。
ただ、ヒロコさんの歌声でゆったりとした気分になっているときに、隣から悪臭が漂ってくるのは、ちょっと(というか、かなり)、困った。
持ち歩いている扇子を鞄の底から取り出して、自分の顔の周りをかすかにあおいで、臭いのモトが鼻の付近に漂わないようにしようとしたが、無駄な努力だった(T_T)。
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たしか、15分間の休憩が入ったのは「猫のみた夢」と「まっくら森の歌」との間だったと思うのだけど、違ったかな。

この間にロビーに出て、発売されたばかりの「HIROKO TANIYAMA 45th シングルコレクション」という3枚組のCDを購入した。
彼女の、初期の「THE歌謡曲」といった感じの、今とはだいぶ風合いの違う曲たちを久しぶりに我が手にしたくて。
「忘れられた部屋で」とか、「夕暮れの街角で」とか、「あやつり人形」とか、「サーカス」とか。
たしか、深夜ラジオ「コッキーポップ」の月替わり主題歌になっていた歌も多かった気がする。
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コンサートの曲目は、この写真のとおり。

フォト



「デビュー45周年」と銘打っているわりには、3つあるデビューソングはいずれも歌われず。
それでも、「カントリーガール」とか「海の時間」とか、ヒロコファンには人気のある歌が並んでいる。
※もっとも、私は「海の時間」がそれほど好きではないのだけれど。
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「窓」
この歌が、谷山浩子さんの、今に続くモチーフのひとつであるというのを、今回のコンサートのMCで初めて知った。
あこがれは、あこがれているときには美しいが、実際に見て触ると色褪せてしまう。
この歌のテーマがそういうことだったとは、つゆ知らず。
私は、「何かにあこがれていた頃の自分」がこの歌のテーマなのだろうと思っていた。
そして、私にとっての「窓」は今もそういう歌だ。

「真夜中の太陽」
ヒロコさんの歌には、ひとりであることの寂しさを歌うものがあるけれど、ひとりでいることをおそれないという歌もある。
これは、前述「シングルコレクション」所収「ひとりでお帰り」のライナーノーツにも書いてあるのだけど。
大事な人とお別れしたとき、大失恋したとき、すぐに次の人を探すのではなく、完全にひとりになってみることこそが、楽になる一番の早道ではないか。
今回、この「真夜中の太陽」を聴いて、これもそういう励ましの歌だったんだ、と改めて気づいた。
これまでは、ただ何となくぼんやりと聞き流していた。
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ヒロコさん、歌い出しの音程の取り方で少し上手く行かなかった曲がいくつか。
このコンサートは収録されていたそうで、ひょっとしたら映像作品として公開されるのかもしれないけど、そのときには修整されちゃうのかな。
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