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2017年04月27日21:09

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意味のない予想地図

 太平洋側が真っ赤です。何年も前からずっと真っ赤です。ところが大地震が起きたのは東北,北海道,そして熊本です。神戸というのもありましたが,全体的に見れば「太平洋側」が取り立てて危険だったわけではありません。逆に危険とされていない黄色の地域で大地震が起こっています。この色分けは今のところ大はずれではないでしょうか。
 しかも,地震調査委員長(東京大教授)さん自らがこんなことを言っています。
「自分の所は安全だと思わず、日本はどこでも強い揺れにあう可能性が高いと考えて欲しい」
 赤色も黄色も関係ないということです。だったら,赤や黄色に色分けする意味はありません。赤は危険でも黄色も危険ならば,いっそのこと日本列島全部を真っ赤にすればいい。少なくとも黄色に塗る意味はまったくありません。

 江戸時代の名僧,良寛さんは次のような地震見舞いを贈っています。
「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候 死ぬる時節には死ぬがよく候 是はこれ災難をのがるゝ妙法にて候 かしこ」
 どうせ何もできないのだからジタバタしない。現代の私たちもこのレベルから何も変わっていないような気がします。科学がずいぶん進んだようにいわれますが,本当は地震予知なんてまったくできないのだと思います。

■30年以内に大地震、太平洋側で確率高め 予測地図公表
(朝日新聞デジタル - 04月27日 17:42)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4548212
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