ヴァン・ヴォークト「非A」を読んで頭がピーマンになったので『頭休め』に夢枕獏「陰陽師」の短篇連作を読んだのだが久しぶりで面白かった。故事由来の話からお伽噺まで夢枕氏やりたい放題である。ハチャメチャぶりは反って清々しい(笑)。
さてお次は何を読もうかな…スペンサーも読みたいが、いや思い切って「新しいSF」を読むのだ!パオロ・バチガルピ「ねじまき少女」2009年(邦訳2011年ハヤカワ文庫SF上下巻)を読み始めた。舞台は近未来のタイのバンコク。なんだか異様な未来社会、不気味なディストピア。「ンガウ」というとても美味しそうな(架空の)南国フルーツが出てくるんだけど重要なキーワードになるらしい。只今41ページ、とっても面白い。ドキドキ(笑)。
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