レトロゲーをクリアしてみようのコーナー。
今回プレイしたのは、予告通り「ドラゴンボールＺ�供〃秧漫�フリーザ」です。
バンダイより発売のキャラゲーで、良シリーズとして有名ですね。
ジャンルをつけるとしたら、すごろくカードバトルでしょうか。
さて、まず最初に謝罪しておきます。
前回「強襲！サイヤ人」の感想にて「フリーザの最終形態が出てこない」と言いましたが、大間違いでした。ちゃんと最後まで出てきました。
申し訳ありません。
今作では、悟空がスーパーサイヤ人にならず、フリーザ最終形態を超元気玉で倒すという流れになるんですが、そこを勘違いしていたようです。
では改めて。
ぼくはこのゲーム、一度子供のころにクリアしているんですが、正直あまり面白いという印象を持っていませんでした。
ところが、内容もほとんど忘れた現在、改めてプレイすると、かなり面白かったです。
前作から続けてプレイしたのがよかったのでしょうか。
ＢＧＭを除き、ほぼすべての面で内容がグレードアップしていて、実に楽しめました。
「戦闘システムについて」
おなじみのカードバトルで、属性についても前作と同じ。
ただし、今回はキャラとカードの属性を一致させると「複合攻撃」と「複数攻撃」を選択できるようになりました。
複合は、今までと同じ威力アップ攻撃。複数は、敵全体を攻撃するもの。
これで、敵が大量に出てきたとき、戦術を考えながらカードや攻撃する敵を指定するようになりました。
戦闘の戦術幅が広がったわけですね。
しかも、全員で同じ敵を指定しても、そいつを倒せばターゲットが自動的に次の敵に移ります。
かなり便利ですね。
クリリンの拡散エネルギー波も敵全体に攻撃できるし、全体技が増えたのは大きいと思います。
「移動イベントについて」
今作では、１回移動するごとに、８枚のイベントカードをめくります。
これにより、敵が出るか、回復が出るか、変化する仕組みです。
この仕様が生きるのは、ナメック星についてから。
ナメック星につくと、Ｚ戦士たちは「ドラゴンボール争奪戦」をすることになります。
敵もフィールド上にアイコンとなって登場し、プレイヤーが行動すると、次に敵が行動。
敵もイベントカードを引き、その内容によってはプレイヤーを妨害するカードが出ます。
まさにすごろく勝負ですね。
プレイヤーのみ、歩くか、飛ぶか、を選べます。
飛ぶと移動力が上昇しますが、イベントカードのほとんどが敵との戦闘になり、回復などの利益となるカードがほぼなくなります。
しかしのんびり歩いていると、敵に先を越されてドラゴンボールを奪われることに。
（ドラゴンボールを奪われるとどんなデメリットがあるかは不明でした。ストーリーは進むようですが・・・）
敵との戦闘もけっこう激しく、敵と遭遇ばかりしていると回復が追い付かず、厳しい状況になったりします。
そのへんのバランスがけっこうおもしろかったですね。
中盤あたりから敵や味方の強さがインフレし始めて、仲間たちがあっさり倒されてしまうのも実に原作通りでよい。
「サイヤ人のみ、瀕死の状態から全快させるとレベルが上がる」という、原作設定を活かしてくれているのもグッド。
この仕組みでゴハンのレベル３つくらい上げましたからねｗ
ただ、後半あたりで、プレイヤーのほかにキュイ、ザーボン、ドドリア、フリーザという、敵が４回も行動する場面があるんですが、これはかなりウンザリしました。
敵のイベントカードの中に「お助けカードを奪う」というものがあるんですが、けっこうな頻度でこれが出てくるんですよ。
今作では、お助けカードは雑魚敵を倒したときにランダムで手に入れるしか方法がありません。
序盤でけっこう溜まるんですが、任意で入手できないので、奪われた時はかなりイラつきます。
ポルンガとか奪われると、マジでコントローラぶん投げたくなります。
「難易度について」
キャラの強さがインフレを起こすゲームなんですが、難易度は後半に行くにしたがって難しくなるという、実に理想的な曲線を描いていたように思います。
最終的には悟空頼みとなるわけですが、まあ、そこに文句を言ってもね。キャラゲーなわけですし。
むしろ悟空が到着したときの「待ってました！」感はすごいです。
「ＢＧＭについて」
前作では、戦闘ＢＧＭが４種類あったんですよね。通常戦闘２曲、ボス曲、ベジータ曲で。
しかし、今作では全編通して戦闘曲１曲。
かなりカッコいい曲なんですけど、最初から最後までずーっと同じ曲なので、さすがにこれは飽きるし、フリーザ戦も今一つ盛り上がらないんですよね。
初代ドラクエじゃあるまいし、やはりラスボスの特別感はほしかったと思います。
そういう意味では、ＢＧＭのみ前作に軍配が上がるでしょうか。
とはいえ、トータルで見ると、前作より確実に面白くなっていると言えます。
いいゲームでした。
こうなってくると、�靴呂い辰燭い匹Δ覆辰討い襪里�、非常に楽しみですね。
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