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2017年04月18日01:51

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春の伊豆旅行3

3日目。
東横インの朝食バイキングは無料です。
もちろん宿泊代は取られるんだけど、宿泊者には朝食が無料でふるまわれます。
だもんで、結果格安となり何が言いたいかというと...
海外からの団体客がめっちゃ多い。

んもう、朝から大混雑で席が全く空きません。
バイキングにするだけあってスタッフ数を絞ってるからサービスも追いつかず
(配膳のおばちゃんはすごく頑張ってた!親切だし、めちゃくちゃ働いているんだけどなんせ追いつかないんですw)、外国の人は言葉がわからないから
セルフサービスのコーヒーサーバーの使い方がわからず長蛇の列の先頭で佇むし結構な修羅場。
混雑苦手な私マメシバ、朝食を諦め、ふらふらとそのまま朝のお散歩に繰り出すのでした。

三島と言えば富士山。
昨日も町中散策でたくさんの溶岩を観ました。
一万年前の富士山噴火の時、溶岩が流れ出して今でいう三島の駅前まで来ていた名残です。富士山の噴火か〜。自然は怖い。

と、ふと顔を上げると当の富士山が前方に!
わー、気づかなかった!富士山でっか!自然てキレイ!

新幹線走る三島の駅前で、自然の驚異と美に感動するマメシバでしたw

で、この日は韮山反射炉。
平成27年に世界文化遺産に登録された明治時代の建物です。

フォト

反射炉が何かってえのはHPなり見てもらうとして、
私たちが気になったのは手前の施設で上映されていたCGビデオ。
反射炉の仕組みや成り立ちがわかりやすく説明された映像...
と当たり前のように観ましたが、これが何というか〜
派手なCG、製作者 江川英龍への無条件で大げさな賛美の雨あられ。

なにこれ、学芸員監修してないの?
て感じの中身スッカスカで金だけかかってそうな代物でした。

一気にげんなりしましたが、施設を出て反射炉に相対するとなかなかイイ。
古いレンガやレトロでこじんまりした雰囲気、周囲の小川や整備された芝。

そもそも幕末に外国船を追い払うための大砲造りを目的に建てられたものです。
当時の日本人の努力や技術力に敬意は生まれますが、平和主義な私にはそもそも存在からしてちょっと敬遠したいタイプ。
しかし、お散歩に最適なたたずまいや周囲の環境、
そして現地のボランティアガイドさん達の愛情があふれていてとてもイイw

ボランティアガイドさん、なにせ説明がすばらしかった。
施設の映像のお粗末さを吹っ飛ばすような完璧な説明で、ぐいぐい引き込まれました。
あんまりおもしろくて、もう一巡して別のガイドさんのも聞いちゃったくらい。
みんなそれぞれに、自分の言葉で自分の判断した情報を伝えてくれます。
映像で感じた賛辞の押し付けとかばらまかれたお金の匂いとかは全く感じず、
反射炉と共に歩んできた地元の人にもてなされているようで気持ちがよかったです。
ほんとにねえ。
あんなCGに大枚払うくらいなら、ガイドさん達に寸志出してあげなさいよもう。

その後、ガイドさんに勧められた江川英龍の邸宅を見学し
(ここのガイドさんもすばらしかった!)
パン祖の碑を詣でて(江川氏は日本でパンを広めたことでパン祖と呼ばれています..)
三島へ逆戻り。

昼食を取ったのち、楽寿園を見学して鈍行で帰ってきました。

行きは踊り子に乗ったんですが、帰りは鈍行でも十分。
二泊三日の旅行でしたが、
・近い
・近代(明治〜昭和)の名残がたくさん
・食べ物がおいしい
・お年寄りが魅力的
と、今までの温泉イメージじゃない伊豆を堪能してきました。

うん、満足。
いつもの仲良し達とワイワイやる旅行もいいけど、
現地の細かいところを見て回るのが好きな、同好の士との旅行もいいもんです。
また行こう。

フォト
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