美しき水車屋の娘

昔からシューベルトは大好きだった。小さい頃は、軍隊行進曲、高校時代音楽の授業で歌った楽に寄す、ザ・グレイトも好きだったなあ・・・・実演での最高の思い出はペーターシュライヤーの美しき水車屋の娘（30年以上前の大坂のサンケイホール）。この曲を聴くたびに青春の美しさ、苦さを感じます。2月18日に久々に生で聴きました（於：いずみホール）。この曲は、ボー・スコウフス、マティアス・ゲルネでも聞いてそれなりに良かったけど、シャライヤーで聴いて以来、やはりこの曲はテノールで聴きたいと思ってます。この日はイギリスのマーク・パドモアというテノール。ちょっとファルセットがかった軽い感じのテノールでした。最後の小川の子守歌のあとは静寂がほしいですね。アンコールがなかったのも余韻に浸れたのかな？ドイツ・リートはここみたいなこじんまりしたホールで聴きたいものですね。