mixiユーザー(id:32578624)

2017年04月12日21:46

207 view

真央ちゃん・・・

書かずばなるまいな・・・。
不世出の天才の一人だから・・・。


初めてその名前を耳にして演技を見たのは,05年のエリック杯だったと記憶しています。
純白にピンクを遇った衣装で,軽やかに「胡桃割り人形」踊る姿を今も鮮明に覚えています。
余りにも鮮烈すぎるインプレッションでしたから・・・。
冒頭の3Aを軽々と決めて,3Lo〜3Toというコンビネーションも鮮やかに決める。
後半の3-2-2のコンビネーションが決まった際のガッツポーズも決して嫌味にならず,演技を見た人全てが,妖精の舞に圧倒された筈です。
当時の女子フィギュアシングルは,前々年にドルトムントで行われた世界選手権で荒川静香が優勝。
ソルトレイクシティ五輪で5位に入賞した村主章枝,さらには女子で初の4Sを決めて進境著しい安藤美姫,更にはソルト五輪代表の恩田美栄,同年のカナダ杯で3Aを認定された中野友加里・・・と全盛期を極めつつありました。
そうした中で,その先輩方を飛び越えて,GPFの切符を手にしたのですから,誰もが驚いた筈です。
マスコミの注目度も極めて高く,つい先日の世界選手権終了直後も
「(平昌五輪は)真央と真凜で2枠だ」
などという無責任極まりない報道も有ったばかりですが,多くのプレッシャーに堪えて,12年の長きに亘って女子フィギュア界を牽引した功績は,並大抵のものではなかった筈です・・・・。
なればこそ,この引退には誰もが納得することでしょう・・・。
五輪の金メダルが獲れなかったのは悔いが残るでしょう。
しかし,五輪以上に権威と価値がある世界選手権での度重なる優勝は,アクセルジャンパーとしての矜持を含め,唯々立派だったとしか思われません・・・。
とは言え,二度の五輪の時のFSは,どちらも素晴らしかったですね。
重厚で悲劇的な「鐘」と,哀愁漂う(私は好きではないですが)第2ピアノ協奏曲という2つのラフマニノフのプログラムは,極めて印象的な内容でした。
08年の世界選手権を制した幻想即興曲(チェロ入りver)も,愛の夢も良かったです。
先ずは,スケートに集中することで失ってきた時間を,一部でも良いから取り戻してください。
貴方のような高度な技術を有したスケーターは,もう二度と現れないだろう・・・という不安はありますが,女子フィギュア界は,貴方に憧れて力を付けてきた後進たちで再び活気を取り戻すことでしょうから・・・。
長い間お疲れ様でした。
そして感動をありがとう・・・。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する