3月珍しく関西でオペラを二本見ました。
3月4日びわ湖ホールのラインの黄金と3月22日京都ロームシアターのカルメン。ある意味対照的だなあと思いつつ確かニーチェがワーグナー批判に転じた時、返す刀で賞賛したのがカルメンだったのを思い出しました。同じくらい上演時間かかりますが、聴きどころ満載で、飽きさせないのはカルメンだと思います。初めてオペラを聴く人がいたら、一押しで勧めたいオペラだと個人的に思ってます
カルメンがラテン的世界なら、一方ワーグナーはアルプス以北の神話的世界・・・この世界に慣れるには少し時間がかかるのでは・・・ある面ダラダラ続くけど最後に精神の高揚感がもたらされるのはやはりはまりますね。
びわ湖のワーグナーは演出とオケは良かったけど歌手陣は昨年の新国のワルキューレと比較すると正直いまいち。でもリングのチクルス上演は人気みたいでこの日はチケット完売。首都圏からもずいぶん来ていたみたい。ホールの魅力もあるのかな。
カルメンは小澤征爾音楽塾の演奏。このプロジェクトは京都のロームという抵抗器のメーカ−が後援してるので、京都で2回公演ありました。小澤さんも年取りましたね。補助指揮者みたいな人もついてました。関西は首都圏に比べたら、リーズナブルなチケットが手に入りやすいですね。この日は8千円だけど、不満はなかったです。なにより自転車で行けるのがありがたい。
京都市内に住んでる特権ですね
やはりオペラは特別感があります。この勢いで6月の新国のジークフリートのチケットもネットでゲットしてしまいました
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