あの日小さな子供であっても
大人と同じように被災し
傷つき痛みを抱えた子供たちは
震災後は 私達被災した大人と同じ年なのです
つまり 大人も子供も
同じく震災後6年目を迎えた 被災6年生です
普段 自分の子供達と震災の話をするとき
親として人生経験が長いことから教えられる部分と
お互いの意見を出し合って考えを深めあう部分
また 新たに気付いた問題点を話し合う部分
当時 言えなかったけれど胸に残っている事
大まかに分けるとこの様な話を自然としています
震災後の早い時期には
子供たちの方から震災の話題に
触れることはありませんでした
当時も 辛かったり悲しいときは
お父さん お母さんだけでなく
学校のカウンセラーさんに相談していいんだよ
そのように伝えていましたが
子供たちにしてみれば
相談することが とても難しかったそうです
後日 子どもたちに話せなかった理由を聞くと
自分たちと同じように被災していない人に
相談しても解ってもらえるはずがなく
的外れな答えが返ってくるだろうと予測し
相談をする気にはならなかったそうです
ここ数年 震災関連の番組を見た際
また ラジオで耳にした際に
じっと黙って 耳と目を凝らし
ごく短い言葉で 想いを吐き出すようになりました
震災直後から初期の数年間
子供は 子供なりにじっと向き合っていますから
成長とともに 表現するのに適した言葉を見つけ
後に 自分の言葉で話すようになりました
この状態になるまで6年
あの時まだ小学校3年生と6年生だった
子供たちの胸の内と 当時の私の胸の内を
やっと 今 語り合っています
子供に比べて 大人は人生経験が長い分
そこから教えてあげられる部分もあるのですが
災害については 子供と言えど体験者なので
自然とお互いが学び合う形で話し合います
同じく被災して6年目の人間として
大人も子供もない 上下関係のない話し合いです
あの日 幼かった子供達も
最後には自分で向き合っていくのです
どんなに手厚く 心の保護をされても
最後には自分で向き合っていくのです
災害時 子供たちのカウンセリングが
多方面から叫ばれましたが
従来のマニュアル通りのカウンセリングでは
通用しない部分があるのかもしれません
被災地の子供から学ばなければいけないのは
理解していると思い込んでいる 大人の方なのです
稚拙な記事ですが
皆様のお心に触れる何かがございましたら
シェアをお願いいたします
#語り部佐藤麻紀
ログインしてコメントを確認・投稿する