おはようございます。木下藤吉郎です。
今から15年前の2002年(平成14年)の今日、フジテレビ系列局のバラエティ番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」が放送第5000回を迎え、森田一義(タモリ)さんによる単独司会者での生放送の長寿記録としてギネス・ワールド・レコーズ2003に認定されました。
■森田一義アワー 笑っていいとも! - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E7%94%B0%E4%B8%80%E7%BE%A9%E3%82%A2%E3%83%AF%E3%83%BC_%E7%AC%91%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%84%E3%81%A8%E3%82%82!また、今から45年前の1972年(昭和47年)の今日は、「NARUTO」シリーズの主人公、うずまきナルト役などで知られています、声優の竹内順子(たけうち じゅんこ)さんの生まれた日です。
■竹内順子 - Wikipedia
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%86%85%E9%A0%86%E5%AD%904月5日 水曜日
きょうは、北日本でこの時期としては暑い気象状態になると見込まれています。ついこの間まで真冬並みの天気が続いていただけに「寝耳に水」の高温予想かもしれませんが、高温傾向は全国的規模であるだけにほぼ間違いはないと思われます。特にきょう、営業などで外回りに出られる方、またお花見を予定されている会社の方々などは、服装による調節に十分ご注意ください。
さて、今週は「桜」に掛けて詐欺師の「サクラ」の話題を書いております。きのうは、出会い系サイトに出没するサクラや悪徳業者(つつもたせ、デリヘル等を含む)の事例を書いてまいりましたが、けさはその出会い系サイトから構造を改良して登場しました「恋活・婚活サイト／アプリ」の話をしたいと思います。
恋活・婚活サイト／アプリは、SNS(ソーシャルネットワークサービス)と連携していたり、結婚相談所を運営している企業が親会社であったりなどといった点で信憑性が比較的高く、また、サクラや悪徳業者による被害を防ぐために出会い系サイトと大きく違う点が存在します。
根本的に違っているのが、料金の集め方です。
出会い系サイトでは、利用者がメールを送るたびに課金によって取得する「ポイント」を消費する「従量制」が敷かれていますが、これがサクラを雇い、それにじらす態度を取らせることでお金を貢がせるという卑怯な商売戦略となっています。
これに対して恋活・婚活サイト／アプリでは、一定のサービスを受けるために月額で一定の金額を支払う「定額制」を敷いています。こちらでは、メールを送る毎に料金がかかるのではなく、メールを送るという事自体が有料サービスとして設定され、払わなければ1通も送れない反面、払えば有効期限内は何通でも送り放題になるというシステムです。
※ サイトによっては、1通目のみ無料で、2通目以降が有料という体系になっている事もある。
また、男女の出会いを目的としたサイトでは、男性のみ有料、女性は無料でメール送り放題である事が多いですが、婚活サイト／アプリでは男性、女性とも有料としているサイトも少なくありません。
このようにメールのやりとり自体を一種の有料サービスとして組み込んでしまうことにより、メールを送る人はみな、一定の金額以上を負担してでも異性と出会いたい人、いわゆる本気度の高い利用者ばかりになります。また、払ってさえしまえばメールは送り放題ですから、失敗を恐れずにどんどんアタックする事も可能になります。
そうなりますと、サイトの運営側は薄利多売で一定以上の料金支払いによる売り上げがガンガン入ってきますし、なによりバックに大手の企業があるわけですから、わざわざサクラを雇わなくとも運営資金が回っていくため、そのサイトにはサクラが蔓延らないのです。
また、サイトによっては連携しているSNSに友達登録されているユーザーが一定以上ある事が利用の前提条件(有料サービスのみならず、無料登録においても該当)となっている所もあり、これによって悪徳業者も、一手間二手間かけなければ侵入できないため、へたな業者はシャットアウトできるのです。
しかし、悪徳業者でも特に「プロ」のいる業者はそんな数多ある恋活・婚活サイト／アプリの網の目をかいくぐり、ぬけぬけと侵入してくる事もあります。
そんな場合の対策を、また明日書いていきたいと思います。
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