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2017年04月01日07:19

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備えたものを使えるのは 生き残った人だけです

防災減災と名の付くものの多くを
良く見渡してみてください
皆さんは何かお気づきになりませんでしょうか
 
非常持ち出し袋に入れる物
保存しておくべき食料や水
被災時のライフハックのようなもの
備え 覚えておけば大変便利ですし
そのような準備をするのは大切なことです
 
しかし
東日本大震災を経た私は
この様な取り組みを目にし耳にするたびに
「 重点的に力をかけるべき部分が違う 」と
大変不安に思うのです
 
特にここ最近 
防災減災の名のもとに
利益目的の商売をする人が増え
肝心な部分がぼやけているように感じています
 
ですから 知っていてください
 
はっきり強く申し上げますが
備えたものを使えるのは 生き残った人だけです
 
本当に重要なことは
災害発生時 生と死の境目に立たされた時  
生きて逃げ延びることが出来るかどうかなのです
 
本当に命からがらで逃げる時
守れるものがあるとしたら 
皆さんはどちらを選ぶでしょう
 
例えば 非常持ち出し袋と 老いた父母の手
    
例えば 備蓄していた飲み水と 子供たちの手
 
皆さんのとっさの判断は どちらを選ぶのでしょうか
 
どんなに物資を備えていても
命の備蓄が出来る人はいないのです
 
これを備えたから安心
これを知っているから被災しても何とかなりそう
 
それは「 万が一にも生き残れたら 」のお話しです
 
恐ろしい災害から生き残りたいと 
本気で思うのであれば
過去の災害時に起きたことを知り
その上で 命を守るすべを優先的に行うべきなのです
 
家具が倒れて下敷きにならないだろうか
脱出口がふさがれることはないだろうか
住んでいる建物の危険個所はどこだろうか
生きて安全な場所まで避難するにはどうしたらよいだろうか
 
物資を備えライフハックを覚えるのなら
命を持って逃げるすべが
第一に 考え尽くされていなければなりません
 
「 自分は大丈夫 」 
そんなことは絶対にありません
 
「 万が一にも生き残れたら 」ではなく
「 その時 生きているために 」なのです
 
家族の分も充分に備蓄をしているのなら
備えて憂いてください
大切な家族の命は大丈夫だろうかと
あたりを見回して充分に憂いてください
 
災害時に失って本当に後悔するのは
物資でもライフハックでもありません
自分の命と かけがえのない大切な人の命です
 
災害に備えて準備したものが
本当に 本当に 充分に理解されたものか
命と物資のバランスを考え直してみてください
愛するご家族と 命を守る相談をしてください
 
稚拙な記事ですが 
皆様のお心に触れる何かがございましたら
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#語り部佐藤麻紀
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