mixiユーザー(id:51725648)

2017年03月31日13:04

321 view

ボヤッキ−Zの「きりょうじまん」江戸小話

フォト

今日は、暖かいぴかぴか(新しい)晴れぴかぴか(新しい)春の日差しが心地よい四月。

上野の山は花見桜とっくり(おちょこ付き)ぴかぴか(新しい)の客で、大にぎわいです。そこへ、大旦那の(^-^)/娘さんが女中を連れて、お花見桜に出かけました。

この(^-^)/娘さん、なかなかのきりょうよし(美人の事)なのですが、何かにつけてケチをつけるクセがあります。

キャラクター(かわいく怒る)「ああ、たいしたのはいないわね」

満開の桜桜よりも道行く娘たちの顔が気になる様で、出会う娘の一人一人にケチをつけて歩きました。

顔(NG)「あれは、背が低いね」

顔(NG)「あっちは、背が高すぎる」

顔(NG)「あの娘は口は小さいが、目が大きすぎる」

顔(NG)「あれはだめ、色が黒い」

顔(NG)「あっちは、色白だけど、ひたいが広すぎる」

こんな調子で、出会う娘を何のかんのと、けなし続けて、娘は不忍池(しのばずのいけ→上野にあるハスの名所)までやって来ました。

そして池の水にうつった、自分の顔を見ると、顔(NG)顔(NG)顔(NG)「ああ、これもあんまり、感心した顔じゃないね」と、言いました。



ちゃんちゃん




(15.2.28)



蛸蛸蛸:そりゃあ、こんだけ文句言ったら自分に反ってクルリンパウッシッシウッシッシウッシッシ





3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する