mixiユーザー(id:33240433)

2017年03月20日12:05

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人間工学的に苦しい時計型デバイス。

指摘するまでもないかもしれないけど。

人間工学的な視点ということに絞って時計型のデバイスを考えてみても、やはり存在が苦しい。

まず第一に、「操作に両手が必要である」という時点で、操作性がスマホに劣る。スマホであれば、簡易な操作は片手でできるし、実際多くの人がそうしているはずだ。
 これは手首にデバイス、手に何らかのリモートデバイスを持つことで解消できるが、トータルでのサイズが大きくなる点、運用の問題で行き詰まる。運用の問題とは、「そのリモコンデバイスをどうやって持ち歩き、どのタイミング・方法で接続するのか」というような「使う瞬間以外」を含めた視点。スマホの「普段はポケット、使うときは手のひら」という運用であれば問題ないが、「手首に常時ついている」という特性を生かそうとすると行き詰まる。

さらに、手首に装着するという仕様上、画面の向きが難しくなる。腕に対し直角ないしは水平に装着され、肘を極端に絞るか張る必要がある。いずれも、スマホの閲覧姿勢に比べてストレスがかかると思う(人が多い。個人差が大きい)。回転機能は簡単だが、今以上に確実にかさばるのと、手首ほどの角度調節機能をつけるのは難しい。

これらの総合的な問題として、目との距離を大きく変えられないというものが発生する。スマホでは腕を伸ばし、指を立てることで60cmほどの距離は確保できるが、手首のデバイスではそれなりの構造を用意しないとその距離は確保できない。

可動する構造で緩和はできるが、かさばったり別部品になったりすれば「スマホでいいじゃん」を払拭できない。スマホがケータイを駆逐した本質は情報に対する表示領域の問題だと考える。例えば、レストランを調べたいと思った時に、表示できる画面のサイズや情報にかなり開きがあった。メールや電話機としての機能だけを見れば、物理ボタンを持たないスマホの操作性は悪いのだ。この結果、ケータイ時代の女子高生が難なくこなしていた、授業中にカバンに手を突っ込んでノールックでのメール送信は現在はできない。

少し脱線するが、これとは別に機械自体の重量と機能のオレードオフの問題も考慮しなければならない。手首につけられるデバイスの情報処理の能力は、確実にハンディタイプ(スマホとか)より劣るし、これよりは大型の機械はもっと高い能力を持つ。この関係性は100年先でも変わらない。「人が必要とする情報量」は限りがあると(人類は)思っていたし、多くの人にとってはそうだ。例えば、ブルーレイがどれほど綺麗でも、一般の人々はDVD画質で満足だったと言っていい。それでも、人が処理する総合的な情報量は毎年止まることなく上昇している。

ウェアラブル端末は表示領域と文字入力などのユーザービリティのせいで、現時点ではサブデバイスとしてしか働かないし、現代人の多くがメインデバイス(スマホとか)を常時持ち歩いている時点で、本質的な重要度が高まることはないと思われる。
よくスクリーンやキーボードを空中に展開すれば・・・という発想があるが、これは原理的に非常に無理があるのと(何に反射させるのだ?)、できたとしても物理的なスクリーンよりも電気をバカ食いするはずなので、おそらく実現しない。

したがって、(残念ながら、)今後登場するのはバーチャルリアリティ(VR)型の仮想スクリーンだろう。現実の景色に情報を投影できる。例えば、街を歩いていてレストランに注目すれば、瞬時に電話番号やメニューの一部、クチコミランクなどが重ねて表示される。これは原理的には無理な仕様ではない。情報処理はメインデバイスでやってしまえばいい。
情報の表示領域はスマホより広いし、ユーザービリティも改善できる。メインデバイスをキーボードにすればよい。どうせバーチャルリアリティでカバーできるのであれば、本体にはスクリーンすらない板であればよい。実際にはVR機構を外した時のためにスマホのようなフルスクリーンになるとは思うが・・・。

こういった発想はもはや原理的には不可能ではないところまで来ている。問題はコンパクトな電池と心理的な抵抗のない外観デザイン程度だ。今のVR機器はまだ大きい。せめて浜崎あゆみのサングラスかキール議長ぐらいになれば(いつの時代だ)、身に付ける人は身に付ける。

浜崎あゆみ サングラス https://goo.gl/My8ioE
キール議長 https://goo.gl/fLxvII
キール議長のデバイス、思ったより合理的だった・・・。冬ならこれで十分だね・・・。

また、スマホがそうであったように、頭部装着型は機能面でオールインワン化する可能性が高い。視力矯正や補聴は当然のように行うし、目の前にいる人にフォーカスしておけばそれ以外の雑音をほとんど除去することもできるだろう。漢字には自動でルビを振ってくれるから国会答弁でも安心だ。官僚の耳打ちも必要ない。おお。素晴らしい。


Windows 98を、手首に巻いて…Raspberry Piで作った「Windows 98 Wrist Watch」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=94&from=diary&id=4485786
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