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2017年03月19日20:47

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「頭痛のもと」江戸小話

フォト

この村の庄屋のおかみさんは、有名なぷっくっくな顔むかっ(怒り)かんしゃく持ちexclamationです。

朝から晩まで一日中ぐちをこぼしては、相手かまわず大声つかれた顔スピーカーで怒鳴り立てるのですexclamation

ある日の事、おかみさんは村の世話役おじいさんのところへ行って、いつものようにぐちをこぼし始めました。

つかれた顔スピーカー亭主の夜遊びや、自分の悩み事や、他人の悪口まで、一方的にペラペラペラペラしゃべったあげく、泣き顔スピーカーワアワアと泣き出すしまつ。

その間世話役おじいさんは、ただだまっておかみさんの話を聞いていました。

やがて気がすんだのか、おかみさんは急にけろっとした顔になって言いました。

表情(嬉しい)「おかげで、頭の痛いのが治りましたハート(鼓動)ハート(鼓動)ハート(鼓動)では、そろそろおいとまいたします」

すると世話役おじいさんは、頭をかかえて言いました。

おじいさん台風「おかみさん衝撃頭の痛いのは治ったのではなく、どうやらわしにうつったようです」



ちゃんちゃん




(15.10.18)











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