■稀勢の里7連勝、高安も全勝守る 大相撲春場所7日目
(朝日新聞デジタル - 03月18日 18:17)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4484440
大相撲三月場所七日目、横綱稀勢の里は小結御嶽海に前に出られながら冷静に寄り切りに退け、同じく全勝の関脇高安は蒼国来を突き出しで一蹴、平幕で全勝を続けていた栃煌山が隠岐の海の押し出しに屈して一敗に後退、田子ノ浦部屋の二人のみが全勝で賜杯レースの先頭に立つ展開になりました。
さて、この三月場所は「19年ぶりの日本出身力士の横綱・稀勢の里誕生!」と言う出来事で大いに人気を博しているようで、とにかく当日券を得るために徹夜で並ぶファンが出るなど、そこまで世間はこの横綱に熱狂的になっているのかと、正直、その現象に付いていけない感じがありますね。それまでの稀勢の里なる力士を見てきた一人として、その昇進の状況やそれまでの経緯などを考えると過度に“猫も杓子も稀勢の里”な空気が造られているような印象を禁じ得ず、横綱(第72代)に昇進したと言う“既成事実”をこのまま独り歩きさせて良いものか、違和感を持ちながらこの三月場所を迎えた感じがありますね。一回の優勝、それも二横綱一大関の途中休場があった中での14番(自身初)、そして横綱昇進の内規とされる「大関として二場所連覇または“それに準ずる成績”」の定義の拡大解釈……。
先場所前までが「10番は勝つが、序盤で下位力士への取り零しが目立ち、最後まで賜杯レースについていけないこともしばしば」、「優勝も、14番以上も、決定戦もなし(で、平成28年は年間最多勝だった)」、「腰高で負け方の無様さがある」と言う難点ばかりが話題にのぼり、三役昇進まではスピード出世で注目されながら、いつの間にか30歳になっていた」と言うイメージの力士だったので、だからこそ、横綱昇進は「二場所連覇」を基準として遵守すべきだったのに、と思い続けていたのですが、今場所のここまでは落ち着いた危なげ無い土俵で7連勝、世間の期待に大いに応えていると言えますね。
「地位が人をつくる」と言う言葉がありますが、そう言う調子で新横綱の今場所が続くのか。横綱白鵬、大関豪栄道の途中休場、日馬富士、鶴竜の二横綱も十分とは言いにくい中と言う“恵まれた条件”の中だけに、ではありますが。
その他。大関照ノ富士はベテラン豪風を吊り出しに仕留めて一敗を守り、新入幕の宇良はこれまで合い口の良くない貴景勝の押し出しに屈して黒星先行になりました。
ログインしてコメントを確認・投稿する