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2017年03月14日08:37

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ディサービスでボランティア

 今から1年4か月前、急に思い立ってボランティアをしようと思った。何をしようかとちょっと迷って、市のボランティアの情報を検索したら、ディサービスで将棋の相手のボランティアを募集していたので、迷わず、某ディサービス事務所に電話をかけた。将棋の腕前は、駒の行く道がわかる程度の、全くの素人。今から考えれば、相当なバカ。笑。
 それで、ディサービスへ行ってみて、将棋の相手を探しているというおじいさんとご対面。話を聞いていて、無理と感じた。ディサービスの管理者に、私には無理のようですと正直に言ったところ、お茶を提供したり、入浴後のドライヤーかけとかが手が足りなくて困っていると言われるので、それなら私にもできそうだと思い、週1回、火曜日の午前中だけという約束で、始めることにした。

 ボランティアは初めての体験。
きっかけは、そのころ、自分の体調がすぐれず、生活が不規則になっていたため、少しでもリズムのある生活をするため。仕事というものにつかれていた私は、仕事とは何ぞやという問いかけの答えを見つけるため。人のためでもなんでもない、自分のためのボランティアだった。

 始めて見て、当初は気分が優れず、行くこともつらい日もあったが、1年間休まず行けた。そのうち、おじいさんお婆さんたちが、私が来る火曜日を楽しみしてくれるようになった。『火曜日が楽しみだよ』『あなたの入れてくれるお茶が、おいしいよ』と言ってくれた。スタッフもみな親切で、顔が笑っている。ああ、自分が働く職場が、こんな風に暖かくしてくれたらどんなにいいことだろうと、心底思った。現在、失業中。仕事が見つかれば、ボランティアも終了する。
 思い付きは、自分のためのボランティアだったが、こんな私でも、喜んでくれる人がいると思えることが、力になっている。自信になっている。57歳。歳を重ねるごとに、勉強もたくさんするようになっている。生涯学習とはよく言ったものだと思う。今日もボランティアに行ってきます。わーい(嬉しい顔)るんるん
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