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2017年02月27日10:47

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天皇について知ることは日本の歴史を知ること

日本の歴史の勉強は壬申の乱まで来ました。
丁度いいタイミングで、「天皇とは北極星のことである」(副島隆彦、斎川眞)という本が出版されたので読んでみました。
天皇という言葉は中国からきたもので、北極星のことを意味します。つまり天皇を中心に世界が、変わることなくいつまでも廻っているというのです。なるほど、その思想を鑑みると、日本では保守の力が圧倒的に強いはずです。

天皇という言葉が使われるようになったのは、推古朝のころというのが定説。その前は日本の王は「大王」(おおきみ)と呼ばれていました。

もし太平洋戦争後に占領軍が天皇制を廃止していたらどうなっていたでしょう?
武装解除もすすまなかったでしょうし、内戦が勃発していたでしょう。
朝鮮半島のように、北日本と南日本の二つの国家が生まれていたかもしれません。
誰かこの仮定でドラマか映画でも創ってくれないかな。

アメリカはさすがに頭がいい、天皇制を廃止したらどうなるを戦略的に考えたのでしょう。爆撃も天皇がいる場所は避けていたと考えます。

天皇の退位問題では政府が非常にナーバスになっていると感じませんか?錦の御旗を失ったら、政府には国民を統治する徳がないことを良く分かっているのです。

地方自治という観点では、670年に庚午年籍(こうごねんじゃく)、つまり戸籍を全国的につくられてしまったのが、地方にとっては致命的な痛手となって今に続いているのです。戸籍がなければ、国が税金や兵役を課すにしても、地方の力を借りずに行うことができないからです。

考えてみれば家系図というのは究極の個人情報です。そんなものを国に管理させていいんですかね。戸籍はアメリカにはありません。出生証明に社会保障番号で事足りているんでしょう。戸籍制度がある国は極めて少数のようです。


独断と偏見にみちた結論:日本の基本的な統治システムは1400年前から変わっていない。
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