リスクを取る。100％安全な道はない。

一昨日、友人から電話があった。
ある大学の内定をもらったが、東京から離れることになる。
専門の肩書は本意ではないようだが、ポスト的には、より良い、しかし、いろいろな面で不安材料がある、という内容のものだった。

僕は彼の悩みは分かるものの「100％安全な道はない。どこかでリスクを取るしかない」という答えをした。

***

僕は、不動産の仕事をしている。
先日は、空き家を数百万で買った。
リサーチはしているが、その時点ではお金を産むかどうかは、不明である。
借りていただいてはじめてお金を産む。
つまり買う時点ではリスクを取っている。

リフォームして、店子さんがつくまでは、金がかかるばかりで、
お金は入ってこない。

***

なにを言いたいかというと、「リスクのない、100％安全な道はない」
ということである。

僕の家の近所にむかしながらのシャッター商店街がある。
話をきくと分からないことはない。
昔、流行っていただけに商店街の人のプライドは高い。
が、僕から言わせると、「安全で、リスクを取らず、文句だけ」
という印象がある。

***

大げさかもしれないけど、
どこかでリスク承知で、掛けを覚悟で前に進まないといけないといけないところが人生にあると思う。
100％安全な道は、公務員やそういう路線でしかないんじゃないかなー