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2017年02月20日06:57

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「NAFTA(ナフタ)」ってなんざんしょ?

「NAFTA(ナフタ)」とは、北米自由貿易協定(ほくべいじゆうぼうえききょうてい、英語:North American Free Trade Agreement、頭字語:NAFTA)は、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコによって署名され、北アメリカにおいて3か国による貿易圏を生み出した自由貿易協定です。
アメリカ、カナダ、メキシコの3国間で財,サービス,投資の流れに対する障害を徐々に撤廃し,知的財産権(知的所有権)の保護と公正で迅速な紛争処理機構を提供することを目的とした交渉から始まったのです。

知恵蔵2015の解説にはこう書かれています
北米自由貿易協定

1992年に北米地域の米国とカナダ、メキシコの3カ国が合意した自由貿易の協定。94年1月発足。人口約4億、国内総生産(GDP)の合計約14兆4000万ドルの市場を形成。米国はこれを母体として南北アメリカ全域に自由貿易地域を拡大する方針。とはいえメキシコでは、米国の企業や製品が大量に流入し農業など国内経済を圧迫している、との不満がある。
(伊藤千尋 朝日新聞記者 / 2007年)
北米自由貿易協定

米国、カナダ、メキシコの3カ国間で締結された自由貿易協定。1989年に発効した米加自由貿易協定(USA‐Canada Free Trade Agreement)に、94年にメキシコが参加して現行の形となった。EU統合の進展、東アジアの経済発展に脅威を感じたクリントン米政権がメキシコ加盟に対する国内の根強い反対を押し切って成立させた。一方、メキシコでは累積債務問題をとりあえず解消させたサリナス大統領(当時)が、対外開放政策によって成長軌道の定着を望んでいた。この協定をきっかけに米国からメキシコへの投資が伸び、またメキシコから米国、カナダへの輸出が伸びた。米国とメキシコの国境地帯に設けられた輸出保税加工区(マキラドーラ)にアジア諸国や米国企業の工場が集中していたが、2000年11月に保税制度は廃止された。なお、米国は00年10月にヨルダンと自由貿易協定を締結したのを始め、03年には6カ国目となるチリと合意、さらに04年5月に入って中米6カ国とCAFTA(中米自由貿易協定)を締結したが発効時期は未定。またメキシコは独自に00年7月、EUとの自由貿易協定を発効させた。
(石見徹 東京大学教授 / 2007年)

ウィキペディア及びコトバンク 北米自由貿易協定とはの項目を参照・引用しました
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