1971年春の号には新製品情報が載りましたが、秋の号に新製品情報は無く、第2次大戦
ドイツ・イタリア・フランス機、特集記事だけです。
航空情報の増刊なので実機写真の他、佐貫亦男氏のエッセイも掲載されています。
後に単行本に収録されたエッセイの初出だと思います。
私とドイツ機
薄暮のスズメ <ハインケルHe162>
熱い彗星 <メッサーシュミットMe163>
コウノトリの冒険 <フィゼラーFi156>
七面鳥の虐殺 <ユンカースJu52>
イタリア機の思い出
小雷電 <レジァーネRe2000>
粋なイタリア機 <フィアットG50、マッキMC200>
蒼ざめた鷹 <サボイアマルケッティSM79、SM82>
フランス機と欧州戦線
軽戦の思想 <コードロンC714>
流浪のドボワチーヌ <ドボワチーヌD520>
落胆のモラーヌ <モラーヌ・ソルニエMS406>
当時の日本模型は旧マルサン製品を再販した他、自社オリジナルの新製品開発にも
意欲的でした。1970年代前半は、プラプレーンコンテスト開催、ミリタリーブーム、
ウォーターラインシリーズ開始等、スケールモデルがプラモデル主流だった最後の時代
だった様に思えます。
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