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2017年02月11日00:12

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病院から墓場まで・・・

 透析病棟の隣に二階建ての建物がある。最初は朝早く着いた時はそこで病棟が開くまで過ごす事が出来、、送迎車利用の人達は透析終了後、弁当を予約して置いて食べて帰るそうだ。

 だが二階が何なのかは知らなかったが、年配の患者に聞くと、家から通えない人や重病の人が泊まっているそうだ。月曜から土曜日までだから20人位居るらしい。つまり、通えなくなったら病院に入院しながら透析をし、毎年数人づつ亡くなり、補充されると言う・・・

 今その病棟と施設が新築されている。言わば私等は一生をこの病院で過ごすシステムになっている訳だ。ここで治療出来ない時は大きな病院へ搬送され、良くなれば再び戻り、それを寿命が朽ちるまで遂行されると言う事だろう・・・・。

 透析すれば、元気になって働いてる人も居る話を聞くが、私の様に手足の痛みの後遺症があるのは治す方法が無いそうだ。

 まさに私は現実に思うのは、地獄の場所に通い続けているとしか思えない気持ちになっている。全部の病院がそうだとは言わないが、さほどの違いは無いだろうと思う。

 病院は人を治す所と思っていた観念が、根底から覆された気持ちだ。だが、どこへ行けば良いのかと考えると、腎臓を治す薬や方法が発明されない限り無いのだと追いつめられる自分が情けなくなるし、長生きもしたく無くなってくる・・・。

 ここに来る前に精神科の医者と話をしたが、私が一番嫌いな血管注射と血を見る事で精神安定剤を(自律神経)変えてもらい、24時間イライラしない様な薬を出してもらい、なんとか我慢して透析をしているが、現実と未来を今の病院で考えると、私達は治らない病人の集まりでしかないのがつくづく解って来る。

 糖尿病をあなどってはいけない、一生飼い殺しの動物と同じになるからだ。そう思うと痴呆症になって、何もかも忘れた方が幸せなのかも知れない。なまじ脳がまともであれば逃げ出したくなるがそれは数日で毒素で自殺するのと同じ事だから誰も出来ない辛い事でもある・・・(>_<)

 車椅子で動けなくなる前に、会える人には会っておきたい。高速道路は半額だしね、アハハ
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